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看護師働き方診断

急性期、向いていないかも…と思った新人看護師さんへ。急性期で働くメリットとデメリット。辛い時の乗り越え方を考える。

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急性期は花形!?

多くの新人看護師や看護学生は、急性期病棟は「大変そう」というイメージと同時に、「カッコイイ」という畏敬の念を抱いているのではないでしょうか?

 

 

刻一刻と変化する患者の状況を即座に判断し、テキパキとスピード感を持って働く急性期病棟の看護師は、まさに「デキる看護師」というイメージにピッタリであり、看護師の中でも「花形」に属するのです。

 

 

しかし、実際に急性期病棟に配属された新人看護師の胸中は複雑です。

 

 

入職当初は「先輩みたいに仕事ができたらカッコイイな」と思ってみたものの、実際に働いてみると、コロコロ変わる医師の指示に振り回されたり、時間に追われる毎日。

 

 

充分な休憩も取れず、クタクタになっている新人看護師も多いでしょう。

 

 

覚えることも調べることもいっぱいあるのに、残業は多いし、家で勉強する時間なんて取れない!と嘆いている急性期病棟の新人看護師は多いものです。

 

 

更に夏頃になると、徐々に高度な技術を求められたり、責任の重い仕事を任されたりして、先輩から厳しく叱られる機会も増えます。

 

 

急性期病棟は、急変や死を見る機会も多く、他の部署に配属された新人に比べて、看護師という職業の怖さを実感するのが早いと言えるかも知れません。

 

 

そんな急性期病棟に配属された新人の中には、「自分には、急性期が向いていないのではないだろうか?」「ついていけない」と感じてしまう方も多いです。

 

 

特に、もともとのんびりした性格の方や、じっくりと考えてから行動したい慎重派の方は「急性期が向いていない」と感じることが多いようです。

 

 


 

 

急性期病棟で働くメリットとデメリット

決して楽ではない急性期病棟ですが、そこで働き続けることのメリットもたくさんあります。

 

 

デメリットもあります。「デメリット」と言うより、「大変なこと」と言った方が良いかもしれません。

 

 

急性期病棟で働くメリット

  • 病床の回転が速いので、多くの症例を見ることができ、豊富な経験を積める。
  • 成果が見えやすく、達成感を得やすい。
  • やりがいを感じる。
  • 自分の仕事に誇りを持てる。

 

 

急性期病棟で大変なこと

  • 展開が早く、勉強が忙しい。
  • 繁忙度の高い現場なので、「優しく丁寧な指導」はできないことが多い。
  • 指導が厳しいこともある。
  • 責任感、緊迫感のある仕事が多く、プレッシャーを感じる。
  • 体力が必要。
  • 充分な休憩を取れないことも多い。
  • 患者の死や急変に立ち会う機会も多く、精神的に辛いと感じることもある。

 

 

急性期病棟で働くことは、確かに大変なことも多いですが、看護師としての基礎を作るという意味では、非常に適した場所だと言えます。

 

 

また、これらの「大変なこと」が、急性期以外の部署に行ったら解決するわけではありません。

 

 

慢性期病棟にも重症患者はいますし、責任の重い仕事もあります。

 

 

また、慢性期病棟は入院期間が比較的長いため、患者との関係に苦慮する看護師もいます。

 

 

大変さはそれぞれ違うけれども、大変なのは急性期だけではないのです。

 

 

ただ、急性期病棟で働く新人看護師は、「大変さ」に気付くのが早いというだけのことです。

 

 

それなら、急性期病棟で頑張れる方法を見つけてみましょう。

 

 

急性期病棟の「キツい」「辛い」「向いていない」はこうやって乗り越えよう!

 

1.気持ちの切り替え方を身に付ける

急性期病棟は、急変や患者の死など、精神的に辛い現場に直面することも多いです。

 

 

また、忙しい中で先輩や医師からキツい言い方をされることもあります。
落ち込んでしまうことも多いでしょう。

 

 

しかし、そんな気持ちをいつまでも引きずっていても、何も始まりません。

 

 

気持ちを切り替える練習をしましょう。

 

 

急変や患者の死に際しては、「自分はやるべきことをやった」と考えるようにし、過去に捕らわれず、常に「今できること」「これからやるべきこと」にフォーカスを当てましょう。

 

 

先輩や医師に怒られた時は、感情的に捉えないようにしましょう。

 

 

あくまで仕事上の注意であり、私情を挟んだものではありません。

 

 

怒られて落ち込むのは、仕事に誠実に向き合っている証拠です。

 

 

慣れるまでは落ち込むことも多いでしょうが、「私のことを嫌いで怒っているわけではない」ということが実感できるようになってくると、割り切って考えられるようになってきます。

 

 

2.無駄な動きをなくすためのイメトレ

急性期病棟は、医療処置が多く、時間に追われることも多いです。

 

 

少しでも時間の無駄をなくすために、イメトレをして鍛えておきましょう。

 

 

イメトレをすることで、準備のし忘れを防ぐことができ、効率の良い仕事ができます。

 

 

動線を短くするように意識するのも良いでしょう。

 

 

3.すぐにメモを取る習慣をつける

患者さん、医師、先輩から何か頼まれたり、指示を出された時は、すぐにメモを取る習慣をつけましょう。

 

 

メモに書くことで、忘れないと同時に、やるべきことが可視化されるので、優先順位を立てやすくなります。

 

 

4.躊躇せずに何でも聞く

わからないことや聞き取れないことがあったら、躊躇せずに何でも聞きましょう。

 

 

何でも聞けるのは、新人の特権です。

 

 

「こんなこと聞いたらバカにされるかな」「こんなことも知らないなんて怒られるかな」と躊躇することもあるかも知れませんが、わからないままに行動すると、ミスのもとになり、効率も悪くなります。

 

 

5.しっかり休む、食べる

休憩時間はしっかりと休み、食事もバランス良くしっかり摂るように心掛けましょう。

 

 

急性期病棟は、体力が資本です。

 

 

6.手が空いたら、先輩の動きを盗みに行こう!

もし、手が空いたら、先輩について回るなどして、先輩のワザを盗みましょう。

 

 

看護師の業務は、ちょっとした工夫だけで、驚くほど効率が上がることがあります。

 

 

「デキる先輩」を見つけて、後をつけてみましょう。

 

 

働きたい部署・診療科がある時は

看護師転職サイトには、働きたい診療科を交渉してくれるものもあります。

 

 

ヒアリング力に優れた専任コンサルタントが親身になって相談に乗ってくれ、個々の看護師の適性に合った職場を紹介してくれます。

 

 

「今の職場が合わない」と感じたら、まずは看護師転職サイトに相談してみましょう。

 

 

今すぐの転職を考えていなくても相談に乗ってくれます。

 

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