看護師の職場の悪口・陰口の対処法|悪口や陰口多い言う人の心理は?
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悪口・陰口は何故なくならない?
いじめや嫌がらせなど、人間関係を悪化させるもののひとつに「悪口」「陰口」があります。
誰もが「言われたら嫌だ」と思っているのに、一向になくなることのない悪口・陰口。
何故なのでしょうか?
その原因のひとつは、悪口・陰口が「所属の欲求を満たす」ということにあります。
悪口・陰口は一人ではできません。誰かと一緒になって言うものです。
誰かと一緒になって、特定の人を悪く言うことで「一体感」を得て安心したいのです。
人間である以上、全ての人を好きになることはできません。
合わない人や嫌いな人というのは存在します。
それでも、行動はコントロールできます。
嫌いな人であっても挨拶は交わすなど、社会生活を円滑に送るためには「行動のコントロール」が必要です。
つまり、「嫌い」という感情は変えられないけれど、「挨拶をする」という行動レベルであれば自分の意思でコントロールできるということです。
「行動のコントロール」は、「感情のコントロール」よりもはるかに簡単なはずです。
「悪口を言わない」というのも「行動のコントロール」です。
社会生活を送る上で、お互いが不快な気持ちにならないよう配慮するということです。
しかし、世の中にはそんな「行動のコントロール」すらできない人がいるのです。
職場という、いわば公共の場において行動のコントロールができず、悪口や陰口ばかり言う人がいます。
中には、わざと聞こえるような声で悪口を言うなど、悪質なケースもあります。
悪口・陰口を言う人の心理
職場で悪口・陰口を言う人とは、どのような人なのでしょうか?
その特徴を解説します。
1.人生が充実していない。
自分の人生・生活が充実していないから、人の行動が気になって仕方ないのです。
充実した日々を送っている人は、人のことはさほど気になりません。
2.心が弱く、器が小さい。
悪口・陰口を言う人というのは、「自分が悪く言われるのではないか」ということを極度に恐れています。
そのため「言われる前にこちらから言ってしまおう」と考えているのです。
3.教養がない。
教養のある人は、話題が豊富です。
教養のない人は他に話のネタがないので、悪口で盛り上がっているのです。
4.性格がねじ曲がっている。
性格というのは、一朝一夕に変えられるものではありません。
何でもネガティブに捉え、悪いことにしか目が行かない残念な性格の持ち主なのです。
5.孤独を恐れている。
悪口・陰口を言ったり同調したりする人は、それで他の人との一体感を得て安心したいのです。
集団の中で孤独になることを誰よりも恐れているのです。
職場で悪口・陰口を言われた時の対処法
心理を理解すると、悪口・陰口を言う人は「人としてレベルの低い人」ということがわかると思います。
しかし、そうわかってはいても、言われたら気分の良いものではありません。
そこで、悪口・陰口を言われた時の対処法を考えていきましょう。
1.時間とともにイライラは自然消滅していく。気にしない余裕を持つ。
言われた時はイライラしたり落ち込んだりするかも知れませんが、それも「生傷」のうちだけ。
時間が経つと「悪口を言われたなぁ」とドライな感情に変化していき、落ち込みやイライラは自然消滅していきます。
「時間が解決する」と割り切り、できるだけ気にしないようにしましょう。
悪口というのは、「言われた側」はいつまでも覚えていますが、「言った側」はすぐに忘れてしまうものです。
言われたこちら側だけがいつまでも振り回されてイライラ、クヨクヨしているのはバカバカしい!
そう思って、できるだけ考えないようにしましょう。
2.悪口は「言われる側」でなく、「言う側」に問題があるということを理解する。
悪口を言われない人はいません。
人より仕事ができなくても悪く言われるし、人より抜きんでていても悪く言われます。
悪口を言う人は、「生身の人間」であれば、誰のことでも悪く言うのです。
悪口というのは、「言う側」が100%悪く、人間的にも精神的にも「言う側」に問題があります。
3.誰に何を言われても、あなたの価値は変わらない!笑顔で乗り切る。
誰にどう言われようとも、自分は自分。
悪口・陰口を言われたからと言って、あなたの価値が下がることは絶対にありません。
よく、「悪口を言われると、それを聞いた人まで自分を悪く思うのではないか?」と不安に感じる人がいますが、安心してください。そんなことはありません。
人の悪口・陰口を言っている人を見て、あなたはどう思いますか?
言われている側が不憫だと思うことはあるかも知れません。
でも、それ以上に「この人、悪口を言うなんて性格悪いなぁ」と思いませんか?
他の人もそう思っています。
悪口・陰口を言っている人というのは、「私は性格が悪いです」と公言しているようなもの。
そう思って、笑顔でかわす余裕を身につけましょう。
4.全ての人に好かれる必要はない。
悪口・陰口を言われない人は、この世にいないと思います。
「誰からも好かれる人」というのは存在しません。
「誰からも好かれる人」を妬む人がいるからです。
どんなに人気のある芸能人でも悪く言う人があるのを見てもわかると思います。
全ての人に好かれる必要はありませんし、それは不可能です。
誰からも好かれようとすると、本当の自分を出せずに苦しい思いをするだけです。
ありのままのあなたに魅力を感じる人は必ずいます。
悪口・陰口を言われても「あなたなんかに悪く言われても、私は痛くも痒くもありません」という態度で飄々と過ごしていれば、相手も空回りして虚しくなると思います。
悪口・陰口ばかりの職場ってどうなの?
職場によっては、「みんなが陰口ばかり言っている」というところもあるかと思います。
一度や二度の悪口・陰口はどの職場でもあることですが、それが日常的になっている職場は考えもの。
職場の風土そのものに問題があるかも知れません。
「悪口・陰口に悩まされずに働きたい」
「人間関係の良い職場で働きたい」
「自分らしくいられる職場で働きたい」
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