人間は誰でもミスをする!上司も先輩もみんなミスを乗り越えてきた
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「人間は誰でもミスをする」とはよく聞く言葉ですが、
看護師の場合、
ミスが患者さんの生命に関わることもあるため、
一口に“仕事上のミス”と言っても他の業種とは、
その意味合いや重みは少々異なります。
そのため、
医療業界は“ミス”に対して理解がある、
というのも事実です。
ミスが個人の能力によるものではないこと、
誰でもミスをするということ、
ミスを報告した人を責めてはいけないこと、
ミスが起こった時の分析方法…、
こういったことについてここまで周知されている業界というのは、
実は珍しいのです。
未だに“精神論”がまかり通っている業界もありますし、
ミスをしたら怒鳴られてしまうような会社も珍しくありません。
医療業界では、
ミスを“あってはならないもの”ではなく、
“誰でも起こす可能性のあるもの”と認識しています。
そのため、
今ではどの医療施設でも
“人間はミスをする”ということを前提としたシステムを構築しています。
例えば、
2人以上で確認を行う“ダブルチェック”や“トリプルチェック”、
また、近年は“患者認証”のように、
確認作業に機械を導入する施設も増えています。
看護師の8割以上が、
仕事でミスを経験していると言われています。
ミスまで至らなくとも、
ヒヤッとした経験は誰にでもあります。
そのため、
職場で何かミスが起こった時、
「そんなミスをするなんて信じられない!」
というような態度を取る看護師は少ないのではないでしょうか。
皆、「もしも自分だったら…」と、
ヒヤヒヤしているのが本音です。
ミスをした経験、ミスをして落ち込んだ経験、
ミスをして「もう辞めたい」と思った経験、
それでも立ち直った経験…、
上司や先輩もこれらの経験を乗り越えてきているのです。
ミスをして落ち込んだ時に実践して欲しい気持ちの切り替え方、結局は“働くこと”!
ミスをすると、
とても落ち込んでしまうものです。
「もう立ち直れない」と、
この世の終わりのような気分になってしまう方もいます。
特に、
初めてミスを経験した看護師は尚更その傾向が強いでしょう。
まず、心に留めておいて欲しいのは、
「ミスをして落ち込むということは、
それだけ真剣に仕事に向き合っている証拠である」ということです。
無責任な人は、
自分のミスで落ち込んだり思い詰めたりしません。
せいぜい「面倒なことになった」と思うくらいでしょう。
仕事のミスで真剣に落ち込むというのは、
責任感が強く、
信頼されるに値する看護師であるということです。
とは言っても、
ミスをして落ち込んでいる真っ最中の看護師とって、
こんな言葉は何の慰めにもならないでしょう。
落ち込んだ時に実践して欲しい、
“気持ちの切り替え方”を説明します。
1.気持ちを落ち着かせることに集中する
まずは、冷静になることです。
深呼吸をして、
気持ちを落ち着かせることに集中します。
ミスをした直後や初めてミスをしてしまった時などは、
パニック状態に陥り冷静な判断ができないこともありますが、
不安定な精神状態は更なるミスを引き起こすことにも繋がります。
もし、信頼できる先輩や上司がいるなら、
その方と話をするのも良いでしょう。
2.落ち込む気持ちを否定せずに受け入れ、とことん落ち込む
責任を持って仕事に向き合っている看護師であれば、
ミスをして落ち込むのは当然のことです。
無理に「落ち込むな」と自分に言い聞かせても逆効果です。
「今、自分はミスをして落ち込んでいる」
という事実を、
そのまま受け入れましょう。
また、無理な気分転換も逆効果です。
例えば、
友人と飲みに行ったり遊びに行ったりしても、
気分が乗らずに楽しめず、
一緒にいる人まで嫌な気分にしてしまいます。
「ミスをした時に落ち込むのは当然」と割り切って、
悪あがきしないことです。
3.自分を責めずに、具体的な改善方法を考える
ミスの原因が自分にある場合、
「自分が悪かったのだ」
「あの時ああしていれば」と、
自分を責めたり後悔したりすることもあるでしょう。
自分に原因があるということは、
自分で改善できるということです。
具体的な改善方法を考えることに集中しましょう。
確認不足で起きたミスなら、
次回からどのような方法で確認すれば良いのか考えます。
技術が未熟なために起きたミスなら、
練習すれば良いのです。
4.落ち込む期限を決める
反省は大切ですが、
いつまでも落ち込んでいるのは悪いことしか引き起こしません。
周りに迷惑をかけることもありますし、
落ち込んだり緊張した状態というのは、
ミスを誘発しやすい状況となるからです。
長時間落ち込むことは何の解決にもなりません。
忘れることはできませんが、
翌日には気持ちを切り替えるようにしましょう。
意外と、一度寝ると冷静になり、
翌日には自然と気持ちを切り替えることができる人も多いものです。
落ち込んだ日は早めに布団に入り、
しっかりと睡眠を取りましょう。
5.とにかく動く!働く!
ミスをすると、
出勤することさえ恐怖に感じる人も多いものです。
看護師の仕事自体が怖くなってしまう方もいますし、
「怒られたらどうしよう」
という不安を抱える人もいるでしょう。
しかし、
そこで「1日だけ」などと思って休んでしまうと、
出勤に対する恐怖心は更に増します。
他のスタッフにも迷惑がかかり、
自分の評価を下げることになります。
こうした欠勤がきっかけで二度と出勤できなくなり、
退職に追い込まれる人もいるのです。
ミスして落ち込んだ時の一番の気持ちの切り替え方法は、
ズバリ“働くこと”!
とにかく動いて、
働くのです。
忙しく働いている方が余計なことを考えずに済むため、
自然と気持ちが切り替わります。
そして、その中で成功を経験することで、
徐々に自信を取り戻せるのです。
もし、ミスを経験したことによって、
特定の処置や看護技術に恐怖感を抱いてしまうような場合は、
その旨をきちんと上司に相談しましょう。
自信を取り戻すまでの一定期間、
その業務から外してもらったり、
技術的なことであれば練習期間を設けてもらうなどしましょう。
ミスをした後でもきちんと仕事をこなせる人であれば、
周りのスタッフからも信頼を得られます。
ここまで、立ち直る方法について色々とお伝えしてきましたが、
とはいっても、
ミスをして辛い時というのは、
そこから立ち直るのはなかなか難しいものです。
職場の人間に相談したとしても、
ミスは誰にでもある!気にしても仕方がない!
といった態度を、
とられてしまうこともあるでしょう。
転職サイトのコンサルタントに、
仕事の仕方や悩みについて、
相談できることはご存知ですか?
転職サイトというと、
転職したい人が利用しているイメージがありますが、
それだけではありません。
プロのコンサルタントが、
多くの看護師の悩みを聞いています。
ネットでミスをした時の立ち直り方について、
調べる方は多いと思いますが、
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特にミスで落ち込んでいる方は、
一度相談してみることをおすすめします。
“看護師のミス”の対応でわかる、“まともではない職場”の見分け方
ここまでは、“まともな職場”を想定して、
気持ちの切り替え方をご紹介してきました。
しかし、中には“まともな職場”ではないところでミスをしてしまい、
苦しんでいる人もいるかも知れません。
看護師がミスをした時に、
以下のような対応をする職場は「まともではない」と心得ましょう。
1.人前で怒鳴る
ミスしたことを、
ナースステーションなど、
他のスタッフや患者さんから見えるようなところで
怒鳴る上司や先輩がいる職場はまともではありません。
2.隠ぺい体質
正直にミスを報告したら、
それを隠すようなことを示唆された場合、
その職場はまともではありません。
3.吊るしあげられる
まるで裁判のようなカンファレンスをされたり、
大勢の前でミスを謝罪させられるような職場はまともではありません。
もし、
自分の職場で上記に当てはまるような対応をされていたら、
その職場は“ミス”、
すなわち“医療安全”に対する意識が、
非常に低い施設だと思った方が良いでしょう。
医療安全対策が不充分な施設は、
“スタッフを守る”ということができません。
このような職場で働いている方は、
より安全な職場への転職を積極的に考えた方が良いでしょう。
医療安全対策がきちんとなされている職場は、
決まりごとは多いですが、
きちんとスタッフを守ることもできる職場です。
看護師転職サイトなら、
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それぞれに合った働きやすい職場を一緒に探してくれます。
ミスの根本原因、実は・・・
ミスをした時というのは、
ついつい自分がミスをしたと攻めてしまいがちですが、
実は今の働く環境が原因という場合もあります。
職場の環境が悪い、
良い同僚に恵まれていない時というのは、
自分の本来の力を発揮できないものです。
私の周りにも、
ミスばかりして落ち込んでいた同期が、
職場環境を変えたら、
前向きに働くことができるようになった、
ミスが減った、ということもありました。
ミスを克服したい方は、
現状の環境のことも視野に入れて、
一度プロのコンサルタントに、
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職場環境のこと、
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コンサルタントは職場とは関係が無いので、
第三者に相談した結果、心が晴れた!
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