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看護師働き方診断

新人看護師あるある?4月なのにもう辞めたい!そんな私は看護師に向いていない?新人看護師が辞めたくなった時の乗り越え方

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新卒看護師の離職率は7.5%、「辞めたい」と思う人はもっと多い!

辛く長かった看護学校・看護大学を卒業し、国家試験に合格。

 

 

晴れて看護師として働き始めたものの、早くも「辞めたい」と思ってしまう…。

 

 

そんな時、「こんなに早く辞めたくなってしまう自分は看護師に向いていないのでは?」と思う方も多いでしょう。

 

 

日本看護協会の調査によると、2012年の新卒看護師の離職率は7.5%。およそ13人に1人の割合で離職していることになります。

 

【参考資料】
日本看護協会「2012年 病院における看護職員需給状況調査」http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20130307163239_f.pdf

 

 

新人看護師の「4月」というのは、新人研修が行われ、配属が決まり、現場で働き始める時期です。

 

 

「働き始める」と言っても、いきなり患者さんを受け持ったりすることは稀で、多くの職場では先輩看護師について回って1日の流れを覚えたり、簡単な看護技術から実践を始める段階です。

 

 

職場によっては、体験的に夜勤を含むシフトが組まれたり、学生時代の実習のように担当患者を1名持たされ、その患者さんへのケアを通して技術を学んでいくという方法がとられることもあるようです。

 

 

自分を取り巻く環境が刻々と変化し、覚えることも沢山ある時期。新人看護師は、毎日クタクタになって帰宅の途に就きます。

 

 

そんな中で、「もう辞めたい」と思う方もいるでしょう。「辞めたい」と思う理由は様々です。

 

 

実は、多くの看護師が新人時代に「辞めたい」と思う経験をしています。

 

 

先輩たちはどうやってそれを乗り越え、一人前の看護師となったのか?

 

 

今回は、新人看護師が「辞めたい」と思った時の乗り越え方についてお話していきます。

 

 


 

 

「辞めたい」時の乗り越え方を悩み別に解説します

 

1.夜勤がキツい

新人看護師の夜勤導入時期は職場によって差がありますが、4月から体験的に夜勤が組まれる職場もあります。

 

 

特に夜が弱い方にとっては、夜勤は体力的に非常に負担が大きく感じられます。

 

 

また、社会人経験を経て看護師となった方などは、年齢的に夜勤がキツいということもあるでしょう。

 

 

夜勤がキツいと感じたら、まずは睡眠を充分にとることを心掛けましょう。

 

 

夜勤明けの翌日は、慣れるまで用事を入れず、ゆっくり過ごして休息をとるようにしましょう。

 

 

夜勤前も、出掛けたりせず家でゆっくり過ごすようにしましょう。

 

 

徐々に夜勤のある生活リズムに慣れてくることが多いです。

 

 

どうしても体が慣れない場合や、体調を崩してしまった場合は、上司に相談しましょう。

 

 

夜勤のない部署に配置換えをしてもらえるケースもあります。

 

 

2.人間関係が良くない

実際に働いてみなければわからないことのひとつに「人間関係」があります。

 

 

新人の場合、すぐにそういったいざこざに巻き込まれることはないでしょうが、先輩と上司の関係が良くないと感じたり、休憩時間に悪口ばかり聞かされるようなことがあると、「この職場にいて大丈夫だろうか?」と不安になると思います。

 

 

ある程度の人数がいる職場であれば、多少の摩擦はつきものです。あまり敏感にならず、やり過ごすことも必要です。

 

 

とにかく挨拶はしっかりと行い、悪口には同調せず聞き流しましょう。また、悪口を言われている人に対しても、先入観を持たずに接することを心掛けましょう。

 

 

「完璧な人間関係の職場などない」と割り切ることも大切です。

 

 

3.研修がつまらない

多くの病院が、入職すると一定期間新人研修が行われます。

 

 

看護師の新人研修は厚生労働省である程度のガイドラインが提示されていますので、どこも似たり寄ったりの研修となっていることが多いです。

 

 

医療安全や社会人としてのスキルなど基本的なことを学んでいきますが、基本的なことというのは総じて「つまらない」と感じるものです。

 

 

特に、社会人経験のある方や頭の良い方は、「こんなことまでやらせるの?」と思うことも多いでしょう。

 

 

一般に看護師の場合は、3年目くらいまでは研修を「つまらない」と感じている方が多いようです。

 

 

しかし、現場での経験を積んで、困難事例に遭遇したり、特定の分野に興味を持ったりすると、徐々に研修を「楽しい」と思うようになってきます。

 

 

学生時代の授業も、楽しいものばかりではなかったはずです。「下積み時代の研修はつまらない」と割り切ってしまうのもひとつの手段です。

 

 

4.看護師の仕事自体が辛い

看護師の業務というのは多岐に亘ります。

 

 

移送など身体的な負担が大きい仕事から、看取りの看護など、精神的に負担を感じるものもあります。

 

 

また、責任の重さを感じる機会も多いです。採血などの観血的処置や、薬品を扱う業務は、いつになっても緊張するものです。

 

 

しかし、「楽な仕事」というのは存在しません。どんな仕事でも、それなりの責任や辛さは避けられないものです。

 

 

どうしても辛い場合は、「1年は頑張ろう」「3年は頑張ろう」などと、期限を決めて頑張ってみるのもひとつの方法です。

 

 

また、同期の友人と話して悩みを共有したり、目標となる先輩を見つけるのも良い方法です。

 

 

5.ホームシック

就職を機に地元を離れた方は、「やっぱり地元に帰りたい」と思うこともあるでしょう。

 

 

慣れない都会の生活と慣れない仕事でクタクタになって、ホームシックにかかる新人看護師は多いです。

 

 

同じような境遇の同期を見つけて、励まし合える仲間を作りましょう。また、ゴールデンウィークや夏休みなどに実家に帰る計画を立てて、それを励みに頑張るのも良いでしょう。

 

 

新人でも転職はできるの?

しかしながら、どうやっても自分の力では乗り越えられないことというのも存在します。

 

 

例えば、「就職してみたら、経営状況が非常に悪かった」「人間関係が破壊的に悪い」など、自分の努力だけではどうにもならないこともあります。

 

 

そんな時、「新人でも転職は可能なのだろうか?」「新人時代に辞めると、今後の就職に不利なのではないだろうか?」と不安に思う方も多いです。

 

 

確かに、看護師1年目での退職は、転職に有利とは言えません。

 

 

まだまだ一人前とは言えませんし、即戦力にならないからです。

 

 

しかし、「第二新卒」という言葉があるように、経験年数が少なくても転職者を受け入れてくれる病院・施設は存在します。

 

 

経験年数が少ない看護師の転職を受け入れてくれる病院というのは、教育体制が整っていることが多く、同じような境遇の看護師と出会える機会も多いです。

 

 

看護師1年目で転職を考える場合は、看護師転職サイトの力を借りるのがお勧めです。

 

 

退職や転職には、様々な事務的な手続きも必要となりますし、面接や試験の対策も必要です。

 

 

こういった転職にまつわる様々なことを、総合的にサポートしてくれるのが看護師転職サイトです。

 

 

職場を紹介してくれるだけでなく、面接の日程調整や履歴書の書き方のアドバイスも受けられます。希望すれば、専任コンサルタントが模擬面接や病院見学・面接時の同行もしてくれます。

 

 

転職を迷ったら、まず看護師転職サイトに相談してみましょう。転職を迷っている段階でも相談に応じてくれます。

 

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