看護師の職場で気が強い人に悩む方の対処法|対策は気が強い人になる?
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「気が強い人」は得をする?
「気が強いイメージの職業」第一位は看護師だそうです。
この第一位と言う結果に納得してしまう看護師の方は多いのではないでしょうか?
確かに、看護師の現場を見ると、職場には気が強い人が多いと感じます。
それと同時に、「気が強い人」に悩まされている看護師も多いです。
気が強い人の存在によって、仕事に行くのが憂鬱になってしまう人もいます。
気が強い人がいるために、職場で本当の自分を出せずに居心地の悪い思いをしている人もいます。
気が強い人というのは存在感があるように感じ、気が弱い人にとっては苦手な存在と感じます。
そのため、なんとなく、「気が弱い人よりも、気が強い人の方が得をしているのでは?」と思うこともあるようです。
世の中には、気が強い人を「格上」、気が弱い人を「格下」と見る風潮があります。
これは、原始時代の名残だそうです。
狩猟時代は、「強い人」「怖い人」の方がより多くの獲物を得ることができるため、人々は「強い人」に取り入ることで生活の安住を図ろうとしたのです。
そのため、集団の中に「気が強い人」がいると、その集団はその人を中心に回り始めます。
そして、何もかも「気が強い人」の思い通りになったり、周囲の人々は「気が強い人」に振り回されたりするのです。
そう考えると、いつも振り回されてしまう「気が弱い人」よりも、「気が強い人」のほうが得と言えるかも知れません。
「気が強い人」に振り回されないために…
「気が強い人」は支配欲が強いため、職場内に「気が強い人」がいると、その人の意見ばかりが押し通され、周囲の人たちは不利益を被ることもあります。
そんな時、「どうしたら気が強い人に振り回されずに済むだろうか?」と考えるでしょう。
「気が強い人」に振り回されない、最も手っ取り早い方法は「自分も気が強い人になること」です。
「気が強い人」というのは、気弱そうな人を見ると「格下」と捉え、自分の意のままに操ろうとします。
「気弱そうな人」とは、控えめでおとなしい人です。
自分自身が「気が強い人」に変身することで、迷惑な「気が強い人」から身を守りましょう。
看護師が「気が強い人」になる方法
誰でもちょっと意識を変えるだけで「気が強い人」になることができます。
1.理想の人物を真似てみる。演じる。
身近な理想の人物を見つけ、その人の言動を隈なく観察してみましょう。
そして、真似できそうなところから真似してみます。最初は、演技でも良いので、同じような行動してみましょう。
2.聞き取りやすい声で語尾までハッキリと喋ることを意識する。
声が小さい人や語尾を濁す人「気弱」なイメージを持たれます。
大きな声で語尾までハッキリと喋るだけで、しっかりした人というイメージを持たれ、「気が強い人」と印象付けることができます。
3.目力を鍛える。
目が泳いでいる人も、やはり「気弱」なイメージを持たれます。
まずは鏡を見て、目力を鍛える訓練をしましょう。
話す時は、相手の目をしっかりと見つめます。こちらからはそらしません。
また、女性であれば、目力を強くするようなアイメイクも効果的です。
4.姿勢を正す。
背筋がピンと伸びている人は凛とした印象と持たれ、「気が強い人」に一歩近づきます。
5.自分の意見を表現する訓練をする。
「気が強い人」は、どんな場でもハッキリと自分の意見を述べることができます。
これは訓練でできるようになります。
まずは、何事に対しても自分の意見を持ち、それを言葉にする練習をしてみましょう。
例えば、テレビのニュースなどを見て、それに対して自分はどう考えるのか、声にして喋る練習をします。
部署会議などでも、最初は「発言」までしなくても良いので、頭の中で自分の意見を言葉にまとめる練習をしましょう。
慣れてきたら、仲の良い友人や緊張しない間柄の人に自分の考えを伝えてみましょう。
これは、自分の考えを言葉にして人に伝える練習です。
6.失敗の準備をする。
控えめな人の中には、失敗を恐れるあまり、慎重になりすぎてしまう人がいます。
失敗しても「受け身」を取れれば、怖いものなしになります。
何事も、「成功するにはどうしかた良いか?」と考えると同時に、失敗した場合のことも考えておきましょう。
間違えた場合は誰に報告すれば良いのか?など、失敗の準備もしておくことで、堂々と振舞うことができるようになります。
7.「色々な考えの人がいる」と理解する。
自分の意見を否定されることを必要以上に恐れるあまり、自分を出せずにいる人がいます。
しかし、世の中には色々な考えの人がいます。
あなたの意見が否定された場合、それは「あなた自身」を否定しているわけではありません。
あくまでも「意見交換」なのです。
否定的な反応をされても、「色々な考えの人がいると思うが、自分はこう思う」と、「思考」と「感情」を分けて考えられるようになりましょう。
8.コンプレックスを埋める。
何らかのコンプレックスを持っていると、それがきっかけで堂々とできなかったり、引け目を感じてしまうものです。
極力コンプレックスを埋める努力をしましょう。
結果的にコンプレックスを解消できなくても、それに対してアクションを起こしたということは自信に繋がります。
9.「遠慮」と「配慮」を使い分ける。
一見「気弱そう」と思われる人の中には、実は非常に強い自我を持った人がいるものです。
このようなタイプの人は、自分の意見はあるものの、それを遠慮して出せずにいるのです。
相手を慮る「配慮」は必要ですが、遠慮ばかりしていては何もできません。
配慮すべき場面では配慮をし、不必要な遠慮はやめましょう。
気が強い人だらけの職場で悩んでいる人は、看護師転職サイトに相談を!
気が強い人というのは、職場が作り出してしまう側面もあります。
繁忙度の高い職場やスタッフ間の配慮に欠ける職場では、生き残るために「気が強い人」が増えてしまうのです。
気が強い人が増えると、いじめ(イジメ)問題に発展してしまうこともあります。
気が強い人に悩まされている看護師は、自分に合った職場探しに踏み切るのも良いでしょう。
自分の性格に合った職場が見つかるチャンスです。
看護師転職サイトは、雇用条件だけでなく、詳細な情報まで事前にリサーチしてくれます。
職場の人間関係、例えば、いじめ(イジメ)がないか?上司はどのような人柄か?スタッフの年齢構成は?など、本来であれば入ってからでないとわからないようなことまで事前に知ることができます。
今の職場で働きづらさを感じている方は、是非一度相談してみてください。
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