自分に向いている診療科・職場はどこ?性格から導く、看護師の向いている職場診断
ツイート診療科や業態によって、看護師の仕事の楽しさは変わる!
看護師の働く職場は非常に幅広いです。
同じ病院内でも、部署や診療科によって業務内容や必要な知識・技術は異なります。
看護師の仕事が辛いと思っていた方でも、異動によって仕事の楽しさに目覚めたり、逆に仕事がつまらなくなってしまうこともあります。
看護師にとって、働く診療科や部署は、仕事の楽しさを左右するものなのです。
自分の「向き不向き」正しく把握できてる?
看護師の多くが、自分の「不向き」についてはある程度自覚していると思います。
例えば、「自分はのんびりした性格だから、急性期には向いていない」とか、「血を見るのが苦手だから手術室では働けない」とか「せっかちだから内科系は向いていない」…などです。
これは、言い換えれば「苦手意識」ということになるでしょう。
では、「向き」についてはどうでしょうか?
特に新人や学生の場合は、「向いている科」と「希望する科」が必ずしも一致するとは限りません。
そのため、希望の部署に配属されたのに仕事がつまらなかったりすると、すぐに「自分は看護師に向いていない」と思い込んでしまうのです。
逆に、「苦手意識」を持っていた科であっても、実際に働いてみたら意外とやりがいがあって楽しいと感じる人もいます。
「仕事がつまらない」「辛い」と感じている方は、もしかしたら今の職場が自分の性格に合っていないだけかも知れません。
自分が向いている科、職場はどこか?どこが合っているか?
確実に診断するためには、プロのコンサルタントに相談してみるのが一番です。
ネットで色々と情報収集をして、自分に向いていそうな場所を探すのも良いですが、直接コンサルタントに診断してもらいアドバイスを受けるのが最も適切です。
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性格別!向いている診療科・職場診断
では、具体的に「性格」と「向いている診療科・業態」のマッチングについて解説します。
根気強い、コツコツ型
内科系、脳外科、精神科が向いています。
すぐに結果が出なくても、地道に治療を続けていくことが大切な診療科です。
長期に亘る服薬・治療が必要な患者が多く、継続的なサポートが必要とされるところで力を発揮できます。
せっかち、結果重視
外科系、救急室、内視鏡室、手術室が向いています。
ドラスティックな変化が見える診療科でやりがいを感じることのできるタイプです。
華やかなことが好き、目立つことが好き
救急室、手術室が向いています。
院内でも「花形」と称される部署が働くことで、自身の仕事に誇りを感じ、やりがいを感じることのできるタイプです。
集中力がある
手術室、救急室、内視鏡室が向いています。
これらの部署は、常に「緊張」と「緩和」の連続です。そのメリハリの中で、しっかりと集中してケアに当たることのできる人が求められます。
個人プレイが好き、マイペース
企業看護師、健診センターが向いています。
これらは、あらかじめ個々の業務内容が決められているため、周囲の影響を受けることが少なく、自分のペースで仕事をすることができます。
忍耐強い、相手のペースに合わせられる
精神科、脳外科、糖尿病内科が向いています。
これらの診療科は、患者とのコミュニケーションの際にも忍耐強さが必要とされる他、治療も長期に亘って継続されることが多いため、長期的なサポートが必要となります。
チームプレイが得意
リハビリ科、緩和ケア科、放射線科、退院支援が向いています。
これらの診療科は、チームで治療に当たることが多く、他職種との連携が必須です。
互いの専門性を尊重しながら一人ひとりのケアに当たることにやりがいを感じられるでしょう。
周囲に流されにくい、気持ちの切り替えが早い
外来、クリニックが向いています。
外来は、短時間で多くの患者を相手にしなければならず、それぞれの患者に応じて対応を変えていかなければなりません。
また、患者からのクレーム対応をする場面も多く、気持ちの切り替えが早い人でないと務まらない部署です。
忙しいほど燃える
救急室、急性期病棟、外科系病棟が向いています。
これらの部署は、逆に言うと忙しいのが苦手な方には務まらない部署です。
忙しいほどやりがいを感じることのできる方には、楽しく働くことのできる部署です。
すぐにパニックに陥りやすい
慢性期病棟、内科系病棟、健診センターが向いています。
急変などの突発的な事象が起こりにくく、比較的ルーティンワークが多い職場が良いでしょう。
また、医療者が多い職場を選ぶことも重要です。
老人ホームなどは、病院と比べると急変などは起こりにくいですが、稀に起こる急変時には医療者が少ないため、自分一人で様々な判断をしなければならないこともあります。
内科系病棟でも、侵襲の大きい検査が多い診療科(消化器内科、肝臓内科など)は急変なども多いので注意が必要です。
マニアックな気質
特定の疾患に特化している診療科(感染症科、リウマチ内科、膠原病内科など)、眼科、耳鼻科、皮膚科などが向いています。
その診療科で働いたことのない人には全くわからないような疾患や治療薬を扱っており、マニアックな気質の人にはやりがいを感じられる職場です。
範囲が狭いだけに極め甲斐があります。
几帳面、細かいことまで気が付く、目ざとい
血液内科、腎臓内科が向いています。
これらの診療科は、医師からの指示も細かに出されることが多く、几帳面な人に向いています。
また、大雑把な指示を出されると戸惑ってしまうような方にも向いています。
好奇心旺盛、上昇志向
最先端医療、治験コーディネーター、各種専門・認定看護師などが向いています。
常に学ぶ姿勢が必要とされ、周囲にも上昇志向のスタッフが多い職場です。
お互いに切磋琢磨することで、更に向学心に火が付くでしょう。
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得意なことや苦手なこと、これまでの職場で抱えた悩みなどを包み隠さず打ち明けてみましょう。
先ほどもお伝えしましたが、コンサルタントと対面でアドバイスを聞くのが一番です。
それぞれの性格やタイプに合った職場を紹介してくれます。
また、働きたい診療科別に求人を探すこともできます。
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