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看護師働き方診断

看護師が院内恋愛で気を付けること|病院での職場恋愛で身を滅ぼさないために…

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院内恋愛で退職に追い込まれたAさんの話

私が私立大学病院に勤務していた頃の話です。

 

 

2年後輩のAさんに生まれて初めての彼氏ができました。

 

 

研修医のT先生です。

 

 

二人が付き合っていることは本人から聞いたのではなく、同僚から伝え聞きました。

 

 

要するに、病棟スタッフのほぼ全員が知っていたということになります。

 

 

しばらくはうまくいっている様子の二人でしたが、半年ほど経った頃、T先生の浮気が発覚したことで事態が急変しました。

 

 

Aさんは、仕事中に意味もなく突然泣き出したり遅刻することが増えたりと、それまでの真面目な勤務態度から比べると、明らかに精神面に不調を来しているような状態になりました。

 

 

我々スタッフの間ではその原因を知らない者はいませんでしたが、ついにそれが師長の知るところとなりました。

 

 

勤務態度から明らかに「おかしい」と感じた師長は、Aさんを呼び出し、個人面談を行いました。

 

 

その席でAさんは、T先生と付き合っていたこと、院内の別の病棟の看護師と浮気されたことなどを泣きながらぶちまけてしまったのです。

 

 

師長は驚きもせず、淡々とAさんの話を聞き、「若いうちは色々あるわよ」と慰めたそうです。

 

 

それから数週間が経ち、Aさんは落ち着きを取り戻しました。

 

 

T先生とは別れたそうで、もとの真面目なAさんに戻っていました。

 

 

ところが、Aさんは落ち着いて冷静になったことで、数週間前の取り乱した態度が恥ずかしくてたまらなくなり、逆に仕事に出てくることができなくなってしまったのです。

 

 

見かねた師長は再度Aさんと面談を行い、結局Aさんは別の病棟に異動することになりました。

 

 

数週間前の醜態を恥じているAさんの感情を思いやり、新しい場所でやり直すチャンスを与えてくれたのです。

 

 

しかし、異動先でAさんを待ち受けていたのは、スタッフから向けられる好奇の目でした。

 

 

AさんがT先生と付き合っていたこと、浮気をされたこと、別れたこと、それにより仕事中に醜態を晒してしまったことは、病院中に知れ渡っていたのです。

 

 

結局Aさんはその部署で2か月程度働いたのち、退職しました。

 

 

Aさんの初恋は、「ほろ苦い」どころか「非常に苦い」思い出となってしまいました。

 

 


 

 

こんな人は院内恋愛しないほうが良い!院内恋愛で破滅するタイプ

そもそも、職場恋愛(院内恋愛)に向いていない人というのがいます。

 

 

恋愛というのは素晴らしいものですが、性格・タイプによっては、職場恋愛によって苦しい思いをしたり、Aさんのように職歴にすら影響を及ぼしてしまうこともあります。

 

 

自分が以下のタイプに当てはまる場合は、院内恋愛は避けたほうが良いかも知れません。

 

 

1.嫉妬深い。

職場内では、お互いに色々な人と接する場面を目の当たりにします。

 

 

親しげに自分以外の異性と話している恋人の姿を見て、苦しい思いをすることもあるかも知れません。また、飲み会も楽しめなくなります。

 

 

自分が苦しいだけならまだしも、嫉妬が原因で他のスタッフとの関係性が悪化するようなことがあると、仕事にも支障を来します。

 

 

2.恋愛の比重が大きい。

恋愛の比重が大きい人は、職場内に恋人がいると、仕事に集中できなくなります。

 

 

3.職場の規模が小さい。

職場の規模が小さい(スタッフ数が少ない)場合、職場恋愛をすると、周囲にばれやすく、気を遣われたり、良く思われなかったりします。

 

 

また、喧嘩した時や別れた時に逃げ場がなく、お互いに辛い思いをします。

 

 

院内恋愛するならこれだけは気を付けよう!

それでもお互いに惹かれ合えば、恋愛関係に発展することもあるでしょう。

 

 

身を滅ぼさないために、院内恋愛をするなら以下のことに気を付けましょう。

 

 

1.口外しない。

恋人ができると誰かに話したくなるかも知れませんが、職場の人には絶対に口外しないようにしましょう。

 

 

職場恋愛を良く思わない人もいます。また、必要以上に気を遣われたり、お互いに好奇の目に晒されたりします。

 

 

仲が良いと思っていた同期を信頼して話したら、そこから広まってしまうことはよくあることです。

 

 

院内恋愛をするなら、誰にも口外しない!というのが鉄則です。

 

 

どうしても話したい場合は、職場以外の友人に聞いてもらいましょう。

 

 

2.けじめをつける。

プライベートではどんなに仲が良くても、職場内ではそのような雰囲気・態度を出さないようにしましょう。仕事中は付き合う前の距離感をキープしましょう。

 

 

公表していないのに、「態度でバレバレ」ということも珍しくありません。

 

 

職場内で二人きりになったと思っても、気を抜いてはいけません。

 

 

目ざとい人がいるものです。

 

 

3.感情をコントロールする。

「普通に接する」というのは、意外と難しいものです。

 

 

特に、嫉妬深い人は注意しましょう。

 

 

また、喧嘩をした時なども同様です。

 

 

仕事には絶対に影響が出ないようにしましょう。

 

 

4.師長クラスにはバレているということを心得る。

意外に思うかも知れませんが、大学病院などの管理職クラスというのは、「誰と誰が付き合っている」というのを漏れなく把握しているものです。

 

 

もちろん、それを直接指摘されるようなことはなく、「知らないふり」で通してくれるものですが、把握されている以上「目を付けられている」というのは事実です。

 

 

何らかのミスや遅刻などがあると、「それ見たことか!」と言わんばかりに厳しく指導をされることもあります。

 

 

恋愛自体を否定する上司はいません。

 

 

「恋愛が仕事に対してプラスに働いている」と思わせられるかがカギとなります。

 

 

転職を考えたら看護師転職サイトに相談しよう

院内恋愛でAさんのような失敗をしてしまったり、気まずい思いをした経験のある方も多いと思います。

 

 

今の職場で続けることが辛ければ、無理せずに新しい場所でやり直すという選択肢も考えてみましょう。

 

 

看護師転職サイトは、雇用条件の他にも、スタッフの年齢構成や人間関係など、本来なら入職してからでないとわからないような詳細な内部情報まで事前にリサーチしてくれます。

 

 

今の職場で働きづらさを感じたら、まずは看護師転職サイトに相談してみましょう。

 

 

今すぐの転職を考えていなくても、相談に乗ってくれます。

 

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