病院見学のマナーと見学するポイントを徹底解説!看護師の病院見学では何を見る?服装はどうする?
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“転職”でも病院見学は行くべき?
新卒の就職活動の際、病院見学に行った経験を持つ方は多いと思います。
自分が働くかも知れない病院の雰囲気などを生で見ることのできる病院見学は、とても貴重なものです。
ところが“転職”となると、病院見学に行かない方や二の足を踏む方もいるのです。
理由としては、
「働きながらの転職活動で、見学に行く時間がない」
「見学に行ったら、そのまま向こうのペースで就職する流れに持って行かれそう」
「見学の後のお礼状などが面倒」
などが挙げられます。
しかし、百聞は一見に如かず!
「こんなはずじゃなかった」と後悔することのないように、病院の雰囲気を生で見て感じることのできる病院見学は必ず行きましょう。
病院見学は、様々な情報が入手できる貴重なチャンスです。
ただ漫然と設備を見て回るだけでは、病院見学の意味がありません。
病院見学は、「自分がそこで働く」ということを想定して真剣に臨みましょう。
余裕があれば、2~3箇所の病院を見て比較すると良いでしょう。
病院見学でどこを見る?ポイントを押さえて、効率的な情報収集をしよう!
1.忙しさ
働いている看護師の雰囲気や表情、疲労感、髪の乱れ具合などから、忙しさを読み取ることができます。
個人での病院見学は、午後の時間帯を指定されることが多いです。
午後2時くらいであれば、その時間帯にナースステーションで座って記録している看護師がどのくらいいるかというのも、忙しさを判別する目安になります。
2.スタッフ
スタッフの年齢層、男性看護師の数なども見ておきましょう。
スタッフ同士の会話にも耳を傾けると、スタッフ同士の関係性が読み取れます。
また、スタッフに笑顔があるか?挨拶をすると返してくれるか?というのは、人間関係を読み取る目安になります。
スタッフの表情にも注目してください。
看護師の患者さんに対する言葉遣いにも注意して見学しましょう。
3.ハード面
病棟や廊下の広さ、患者用トイレ・浴室の構造、スタッフルームの設備にも目を向けましょう。
スタッフルームには、個別のロッカーがある職場もあれば、ロッカーなどの設備がない職場もあります。
4.患者数と重症度
病床稼働率と重症度を見ます。ナースステーションのモニター数は、重症患者の数を知る目安になります。
また、ナースコールがどのくらいのペースで鳴っているかも注目しましょう。
5.管理体制
病棟内の整理整頓がきちんとなされているかも確認しましょう。
廊下に雑然と物が置かれていたり、ストレッチャーや車椅子が置きっぱなしになっていないかを見ます。
また、看護師が使用しているワゴンに個人情報が解るようなクリップボードがそのまま置かれているような職場は、管理体制が整っているとは言えません。
院内の掃除が行き届いているかも見ておきましょう。
6.感染管理
スタッフや患者を守るための感染管理体制が整っているか確認しましょう。
観血的処置の時にグローブをきちんとしているか、感染性廃棄物は適切に処理されているか、確認します。
感染管理よりコストを重要視しているような病院は、安全な職場とは言えません。
感染管理に対する考え方は、施設によってかなり異なります。
自分の職場で当然だと思っていることが、必ずしもスタンダードとは限りませんので、注意が必要です。
日々忙しく、限られた時間の中で、病院見学をするのはなかなか大変です。
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病院見学には何を着ていく?服装・髪型などのマナーも大切
病院見学は、面接の前哨戦とも言えます。
病院見学にも最低限のマナーがあります。
1.スタッフ、患者・家族に挨拶をする
見学中に廊下などでスタッフ等とすれ違ったら、挨拶をしましょう。
ナースステーションでも同様です。
この時に、スタッフが挨拶を返してくれるか?というのも、職場の雰囲気を知る手掛かりになります。
2.基本はリクルートスーツ着用
病院見学は、先述の通り“面接の前哨戦”です。就職活動の一環ですから、面接と同様にリクルートスーツを着用しましょう。
リクルートスーツでなくても、黒・グレーなど、ダーク系のスーツが良いでしょう。
また、髪型やアクセサリー類にも注意しましょう。ロングの方は、髪を下ろさずにまとめておいた方が良いでしょう。
アクセサリー類は、極力つけない方が良いです。つける場合は小さなものにし、華美なものは避けましょう。
ネイルもしないようにしましょう。
3.音の出る靴は避ける
ヒールの高い靴は、病院の廊下でコツコツと音が鳴ったり、滑ってしまったりするので、避けましょう。
病院によっては見学に1時間近くかかりますので、履きなれた靴が良いでしょう。
4.見学が終わったら、お礼状を出すのがマナー
個人で見学を申し込んだ場合は、見学後にお礼状を出すのがマナーです。
お礼状を出すまでが病院見学であると心得ておきましょう。
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特に、働きながら転職活動をしている方は、シフトの合間を縫っての活動となるため、時間的な制約があると思います。
看護師転職サイトに登録すると、経験豊富な専任コンサルタントが病院見学にも同伴してくれますので、給与面や休暇に関することなど自分では聞きにくいことを質問するチャンスにもなります。
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