男性看護師が「勝ち組」になる方法!男性看護師が「誇り」と「やりがい」を持って働くために…
ツイートまだまだ少数派の男性看護師
近年、増えていると言われる「男性看護師」ですが、10年前と比較すると倍近くになっているそうです。
「男性看護師」という職業も世間に定着しており、昔ほど珍しがられることもなくなったのではないでしょうか。
しかし、それでも看護師全体のうち、男性の占める割合はわずか6%程度です。
「増えた」とは言え、まだまだマイノリティな存在であることは否定できません。
男性看護師は、少数派であるがゆえに、女性看護師には想像もできないような苦労や悩みを抱えている方も多いようです。
男性看護師の将来性
看護師は、女性の中では比較的高給な職業としてイメージされることが多いです。
では、男性の中ではどうなのでしょうか?
男性看護師も、20代のうちは、同年代と比較的すると高給であることが多いようです。
その一因としては、夜勤手当が挙げられます。
しかし、年齢を重ねると、他職種に追い上げられているのが事実です。
つまり、男性看護師は、「スタート時の給料は高いが、上昇率が緩やか」と言えるでしょう。
また、男性看護師であっても、30代40代と年齢を重ねると、夜勤も身体的に辛くなってきます。
いつまでも「夜勤手当」のみに頼っているのは得策ではありません。
また、女性看護師の場合は、50代になっても求人があります。
しかし、男性看護師の場合、小規模クリニックなどへの就職は難しいことが多く、現実的には、40代までに足場を固めておく必要があるようです。
「万年ヒラ社員」を脱却せよ!
看護師は、一般企業に比べると、役職の数が少ないと言われています。
そのため、一生「ヒラ」として働く人の割合が高いのが特徴です。
男性看護師も、管理職や専門性を発揮する仕事に就くことで、給与を上げ、職場内でのポジションを確保することができます。
男性看護師として、誇りとやりがいを持って働き続けるには、どのような職場が良いのでしょうか?
「勝ち組」男性看護師の選んだ職場を紹介します
1.大学病院の管理職
近年、大学病院などでは男性看護師の管理職者が増えています。
一昔前までは、「精神科の師長」くらいのイメージでしたが、現在では、様々な診療科の師長として活躍する男性看護師を見かけます。
看護部長・副部長として活躍する男性看護師も多くいます。
女性に比べて男性の方が公平性があるイメージがあることから、積極的に男性看護師を管理職として登用する病院も増えています。
大学病院で管理職に就くには、一定期間以上その病院に勤務し、適正を認められなければなりません。
また、それぞれの病院によって管理職に就くための様々な規定があるので、それに則った研修や経験を積む必要があります。
2.看護大学の教員
博士課程を修了していることが条件となることが多いので、それなりの学歴と勉強が必要です。
研究室に所属して論文を書いたり、看護大学の教員・講師として活躍する男性看護師も多くいます。
自分の専門分野を突き詰めることもできるので、やりがいのある働き方です。
3.看護学校の教員
看護専門学校の教員として働くことです。看護大学の教員よりもハードルが低いです。
学校での授業を担当する他、実習の指導も担います。
近年、看護学生も男性が増えているので、男性教員の存在にも注目が集まっています。
いわゆる「学校の先生」という働き方です。
4.産業看護師
保健師の免許を持っている方が有利です。
一般企業などの医務室に勤務する他、総務課などに所属して安全管理・衛生管理を行うこともあります。
建設関係の企業では、現場に出向くこともあります。
「会社員」という働き方になります。
5.治験コーディネーター
専門性が高く、やりがいのある仕事です。
治験コーディネーターは、看護師だけでなく薬剤師などもいるため、看護師の職場と比べると男女比のバランスが良いことが多いです。
大学病院などに在籍する場合も、「看護部」の所属ではないことが多いため、一般的な看護師とは違った働き方ができます。
製薬会社などの会社員として働くこともできます。
6.介護施設の管理職
比較的、男性看護師が出世しやすいと言われているのが、介護施設です。
介護施設の場合、介護士は男性スタッフも多いため、一般病院とは違った環境で働くことができます。
7.自分で訪問看護ステーションや介護事業所を立ち上げる
近年、自分で訪問看護ステーションや介護事業所を立ち上げる看護師が増えています。
それなりの勉強や財力等が必要とされますが、自分の理想とする看護を追求するなど、非常にやりがいのある仕事です。
男性看護師のキャリアサポートは看護師転職サイトに相談!
一般病院では、まだまだ少数派の男性看護師ですが、一歩社会に出れば半分は男性です。
女性ばかりの職場で肩身の狭い思いをしている方は、自分に合った働き方を見つけてみてはいかがでしょうか?
選択肢はたくさんあります。
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