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新人看護師の目標管理シートの書き方〜応用編〜具体例やNGワード、SMARTの原則を理解して書く方法を紹介

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新人看護師の目標管理シートの書き方〜応用編〜具体例やNGワード、SMARTの原則を理解して書く方法を紹介

 

「SMARTの原則」を理解しよう

目標管理シートを書く時には、「SMARTの原則」を理解しておくと便利です。

 

 

  •  S 具体的であること

心掛けでなく、「行動レベル」での目標を立てましょう。

 

  •  M 測定可能であること

測定可能な表現を用います。「○回以上」「月に○回」「年に○回」「○冊以上」など、具体的な数値を出すと良いでしょう。

 

  •  A 達成可能であること

無理のない、自分のレベルに合った目標であることです。

 

  •  R 関連性・妥当性があること

それを達成することで、組織にも利益をもたらすことです。また、組織の目標と齟齬がないことです。

 

  •  T 期日が明確であること

いつまでに達成するのか明確にしておきます。

 

 

評価しにくいNGワード

「目標管理シート」を書く上では、評価しにくい曖昧な表現はNGです。
以下の表現は、一般的な「目標」にはよく使われる言葉ですが、「目標管理」の上ではNGになります。

 

  • 積極的に
  • 気を付ける
  • 心掛ける
  • 注意する
  • 落ち着いて
  • 笑顔で
  • 意識する

 

これらの言葉は、達成できたかどうかの客観的評価が不可能なものです。

 

 

SMARTの法則に従

い、「測定可能」な表現にしましょう。

 

 

高評価される目標管理シートを書くなら

評価される目標管理シートを書くなら、先輩に相談するのも良いのですが・・・

 

 

先輩も忙しくしていて、なかなか相談できなかったり、中には怖い先輩で質問しずらい・・・といった方もいらっしゃるでしょう。

 

 

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新人看護師の「目標管理シート」具体例

目標は、病院・看護部・部署(病棟など)の目標から自分が関与できそうな目標を選び、それを新人の自分でも行動可能なレベルに落とし込むと立てやすいです。

 

 

いくつかの具体例を紹介し、解説します。

 

 

例1 外科系病棟勤務の新人看護師の場合

 

病院目標:「職員全員が病院経営に参画する」

個人目標:「コスト意識を持ち、技術不足による物品の無駄遣いをなくし、受け持ち患者のコスト漏れを防ぐ」

 

 

具体的計
  • 滅菌物の扱いを確実に行えるよう、6月末までに「新人看護師技術チェック」の「清潔操作」「創傷処置の介助」に合格する。
  • 8月末までに「新人看護師技術チェック」の「中心静脈カテーテル挿入の介助」に合格する。
  • 10月末までに「新人看護師技術チェック」の「尿道留置カテーテル挿入」に合格する。
  • コスト漏れを防ぐため、毎日勤務終了後にコスト伝票を確認する。7月末までは、指導者にコスト伝票を一緒に確認してもらい、記入漏れがないかチェックする。8月から3月までは、一人で確認を行う。
  • 受け持ち患者の看護処置伝票を作成できるようになる。9月末までは、自分が作成した看護処置伝票を確認してもらう。

 

解説

「病院経営」という言葉は非常に意味が広いので、新人であっても個人目標に落とし込みやすいです。ここでは病院経営に直接関わってくる「コスト」を取り入れました。

 

 

新人の場合は、「○月までに○○をできるようになる」という目標が立てやすく、評価もしやすいのでおすすめです。

 

 

自部署で頻繁に行われる看護技術を盛り込みましょう。

 

 

例2 血液内科病棟の新人看護師の場合

 

看護部目標:「看護の専門性を発揮する」

個人目標:「血液疾患患者の退院指導を、先輩のサポートを受けながらできるようになる」

 

具体的計画
  • 血液疾患患者の看護に関する書籍・文献を12月までに5冊以上読む。
  • 12月までに、血液疾患患者の看護に関する院外研修に1回以上参加する。
  • 8月末までに、先輩の退院指導を5件以上見学する。
  • 3月末までに、受け持ち患者に対して2件以上の退院指導を行う。指導計画を立てたら指導者に確認してもらい、実践する。実践を先輩に見てもらい、コメントをもらう。

 

解説

何かを勉強する場合、「知識を深める」「勉強する」という表現を使いがちですが、これらは「測定可能」な表現ではありません。

 

 

勉強する場合は、「○○に関する本を○冊以上読む」「○○に関する研修に参加する」といった表現を用いましょう。

 

 

「看護の専門性」や「質の高い看護」という内容の目標に対しては、自部署で関わりの深い項目ひとつに絞りましょう。いくつもの項目を並べると、達成するのが困難になります。

 

 

このケースでは、「血液内科病棟」で関連の深い「血液疾患患者の退院指導」に絞っています。

 

 

例3 一般病棟の新人看護師の場合

 

病棟目標:「5S活動の推進」

個人目標:「病棟の5S活動の計画について理解し、参加する」

 

 

具体的計画
  • 5月末までに、病棟の5S活動の計画表を見る。
  • 毎月の部署会に参加する。参加できなかった時は、必ず議事録を確認する。
  • 毎月月末に病棟の本棚の整理を行い、所在不明な本についてはリーダーに報告する。

 

解説

新人であっても自部署の活動について理解し、参加する必要があります。

 

 

このケースは、「病棟で5S活動を行っており、新人である自分が本棚の担当になった」という設定です。

 

 

新人であっても、組織・チームの一員として活動に加わっているということを意識した内容にしています。

 

 

このように、部署内で何らかの係や役割を与えられている場合は、目標管理に盛り込みましょう。

 

 

目標は「小さい方が良い」!

よく、「夢は大きい方が良い」などと言いますが、目標管理の目標は「小さい方が良い」です。

 

 

安全第一の医療現場では、背伸びした目標は求められていません。確実に達成し得る「小さい目標」を積み重ねていくことの方が大切です。

 

 

新人看護師の場合は、ただでさえ慣れないことばかりで、仕事に通うのも精一杯になってしまう方がほとんどです。

 

 

「こんなことで良いの?」と感じるかも知れませんが、無理せずに達成できる初歩的な目標を立てましょう。

 

 

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