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看護師「インターンシップ」の落とし穴…新卒でインターンシップに騙されないための注意点と採用に繋げるテクニック

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新卒は「インターンシップ」への参加が当たり前になりつつある

近年、多くの病院で導入されている「インターンシップ」。

 

 

就職を考えている看護師(看護学生)が、一定期間の「職場体験」をするというものです。

 

 

「インターンシップ」は、「病院見学」よりもじっくりと内部を見ることができるため、参加者には、「より詳しい内部の情報がキャッチできる」というメリットがあります。

 

 

例えば、人間関係やカンファレンスの雰囲気など、本来ならば入職してからでないとわからないようなことも、事前に知ることができます。

 

 

そのため、入職後のギャップが少なくなるのです。

 

 

「インターンシップ」に恩恵を感じているのは、参加者だけではありません。

 

 

雇用側にもメリットがあるのです。

 

 

「インターンシップ」は、長時間の面接のようなものです。

 

 

短時間の面接だけではわからないようなこと、例えば、人との関わり方や何気ない言葉遣い、仕草や態度などを詳細に知り得ることができます。

 

 

そのため、病院によっては、採用試験の受験資格として「インターンシップへの参加」を義務付けているところもあります。

 

 

また、看護大学・専門学校でも、最低1回以上のインターンシップへの参加を義務付けているところは多いです。

 

 

また、最近では、新卒に限らず、転職を検討している看護師を対象に「インターンシップ」を受け入れている病院もあります。

 

 

既卒者であれば、病院の内部を観察する目はかなり肥えています。

 

 

後悔のない転職をするためには、可能な限り「インターンシップ」に参加すると良いでしょう。

 

 


 

 

「インターンシップ」で騙されないために…、心得ておきたい注意点

「病院見学」よりも詳しい内部情報をキャッチできる「インターンシップ」ですが、それでも、「インターンシップ」でその職場の全てが見えるわけではありません。

 

 

「インターンシップ」で見えることは、その病院の一部分でしかないということは肝に銘じておきましょう。

 

 

「インターンシップ」で心得ておくこと

 

1.指導に当たる看護師は「選りすぐりの看護師」である。

「インターンシップ」を受け入れる際、病院側は参加者の指導に当たる看護師を決めておきます。

 

この「指導に当たる看護師」は、「病院選りすぐりの看護師」であると心得ておきましょう。

 

職場内でも人当たりが良く、優しい看護師が選ばれていることがほとんどです。また、ベテラン看護師であることも多いです。

 

そのため、「インターンシップ」に参加すると、「良い人だったなぁ」「優しい先輩だったなぁ」という感想を持つことが多いです。

 

しかし、それはあくまで「選りすぐりの看護師」であったということを忘れないようにしましょう。全員が「選りすぐり」ではないのです。

 

 

2.「インターンシップ専用のマニュアル」を整備している病院もある。

「インターンシップ」の参加者に好印象を与えるために、「インターンシップ専用マニュアル」を整備している病院もあります。

 

中には、インターンシップの指導者になるために、1日程度の研修を開催する病院もあります。

 

そのため、実際に就職してからも同じように丁寧な指導を受けられるとは限らないので、注意しましょう。

 

 

3.病院にとって「インターンシップ」を受け入れる日は「特別な日」である。

「インターンシップ」は、病院側にとってはある種の「イベント」です。

 

そのため、「いつも通り」ではないことも多々あります。

 

例えば、インターンシップ参加者の指導に当たる看護師は、受け持ち患者の数を少なめに設定されていることがほとんどで、患者も人当たりの良い人を選定されていたりします。

 

必ずしも「いつも通り」ではないということを肝に銘じておきましょう。

 

 

4.参加者はあくまで「お客様」である。

「インターンシップ」は、「職場体験」とは言うものの、参加者の扱いはあくまで「お客様」です。

 

そのため、「実際に就職したら、上司や先輩の態度が全然違った」ということも多々あります。

 

では、これらに「騙されない」ようにするためには、どうしたら良いでしょうか?

 

 

「騙されない」ためのポイント

 

1.できるだけ長期間の「インターンシップ」に参加する。

「インターンシップ」は、短いと半日で終わってしまいます。

 

 

半日では、全体の雰囲気程度しかわかりません。

 

 

本気で就職を考えている病院であれば、数日間のインターンシップに参加することをお勧めします。

 

 

2.指導者だけでなく、他のスタッフにも目を配る。

指導者は先述の通り、「選りすぐりの看護師」です。他のスタッフにも意識を向けてみましょう。

 

 

他のスタッフもいきいきと働いているか、看護師同士でどのような会話をしているか、しっかりと見ておきましょう。

 

 

3.積極的に質問をしてみる。

説明の内容はマニュアルに則っていることが多いので、指導者にとって「予想外」の質問もしてみましょう。

 

 

また、勤務表や業務計画表などを見せてもらうのも良いでしょう。

 

 

「インターンシップ」で好印象を与え採用に繋げる!

「インターンシップ」は、病院側も参加者を吟味する絶好の機会です。

 

 

どんなところを見られているかわからないので、常に気を抜かないようにしましょう。

 

 

「インターンシップ」で好印象を与えるテクニック

 

1.白衣は綺麗なものを持参する(持参の場合)

白衣(実習着)を持参する場合は、クリーニングを済ませた綺麗なものを持参しましょう。しわがついていたり、汚れているものは避けましょう。

 

もし、インターンシップ中に汚れてしまった場合は、その旨を申し出ましょう。替えのものを用意してくれます。

 

靴も清潔なものを持参しましょう。

 

学生の場合は、学校で使用している名札をそのまま使用することもあるので、持参しましょう。

 

 

2.私服はスーツが基本

インターンシップ中は白衣に着替えますが、病院に出向く際はリクルートスーツを着用しましょう。

 

メイクはナチュラルなものにし、アクセサリー類はつけません。

 

ネイルもNGです。爪は短めに切っておきましょう。

 

腕時計もNGの職場もあります。

 

 

3.挨拶はしっかりと

スタッフやコメディカルには、しっかりと挨拶しましょう。

 

また、終了時には、看護部長や師長に挨拶をしましょう。

 

 

4.「控えめな笑顔」を心掛ける

インターンシップ中は、常に「控えめな笑顔」を心掛けましょう。(もちろん状況によります)

 

 

「インターンシップ」の申し込みは看護師転職サイトでもできる!

看護師転職サイトでは、病院見学やインターンシップの申し込み、日程調整も代行してくれます。

 

 

また、インターンシップが公になっていない職場にも交渉してくれますので、就職・転職を考えたら、看護師転職サイトを活用しましょう。

 

 

必要なマナーなども、事前にしっかりとレクチャーしてくれます。

 

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