看護師の身だしなみは新人が特に重要!新人看護師必見!患者さんにも先輩にも好かれる身だしなみ
ツイート看護師の身だしなみの条件とは?
4月になると、街中でリクルートスーツに身を包んだフレッシュな社会人を多く見かけます。
病院も同様、ピカピカでまだ折り目の付いた白衣を身に纏った新人看護師を、先輩看護師も身が引き締まる思いで見つめています。
看護師は学生の頃から実習があるため、他の職業に比べると身だしなみに関してはかなり厳しい教育をされてきています。
学生時代と異なり、看護師として働き始めると、多くの患者さんや医療スタッフと接するようになります。
その中で看護師に求められるのは、「オシャレ」ではなく「身だしなみ」です。
看護師に求められる身だしなみの条件とは、以下のものです。
- 清潔である。
- 安全である。
- 機能的である。
- 落ち着きがある。
「派手なのはNG」とばかりにノーメイクで出勤してしまう方がいますが、職場によっては「身だしなみとして最低限のメイクを施すこと」を規定している場合もあります。
患者さんにも先輩にも他の医療スタッフにも好感を持たれるには、まず身だしなみから!
誰からも好かれる看護師の身だしなみについて解説していきましょう。
好かれる看護師の身だしなみ
髪型
- ヘアカラーは、黒かナチュラルブラウンにしましょう。
- 美なデザインのシュシュやバレッタなどは、使用を禁止している職場もあります。事前に確認しておきましょう。
- 金属を使用しているヘアピンやバレッタ、ヘアクリップなどは、MRIなどの検査に入る際に持ち込めないため、職場や配属先によっては使用が禁止されています。
- 前髪やおくれ毛が落ちてくるとだらしない印象を与えますので、注意しましょう。
- まとめ髪が苦手な方は、動画サイトなどを活用して練習すると良いでしょう。
- 髪をまとめるのが苦手な方や朝が弱い方は、思い切ってショートヘアにするのもひとつの手段です。
メイク
- ナチュラルメイクが基本です。マツエクをする場合は、自然な感じのものにしましょう。
- ノーメイクはNGの職場もあります。
- 顔色を良く見せるため、チークや口紅の色はピンク系がおすすめです。
爪
- 患者さんの皮膚を傷つけたり、爪の間に汚れが溜まることを避けるため、短く切りそろえておきましょう。
- ジェルネイルやマニキュアは禁止されている職場がほとんどです。研修中でも禁止されていますので、注意しましょう。
- 一見目立たない透明のジェルネイルでも、爪とジェルの間に隙間ができると、そこから感染を起こすことがあります。
- 職場によっては、フットネイル・ペディキュアも禁止されています。
ユニフォーム
- 学生時代の実習着はエプロンのついた2枚重ねのものが主流ですが、看護師の白衣は透けるので、下着の色やデザインに注意しましょう。透けにくくなるキャミソールなどが売られていますので、気になる方は活用しましょう。
- カーディガンは、素材や色が細かく指定されている場合があります。購入前には、職場の規定を確認しましょう。また、ケアの際はカーディガンの着用を禁止している職場もあります。
- 患者さんの移送などの際に靴を脱ぐこともありますので、靴下やストッキングにも気を配りましょう。ストッキングは、ロッカーなどに予備を準備しておきましょう。
- 靴は汚れやすいので、常に気を配りましょう。簡単に汚れが拭き取れる素材のものも売っています。
アクセサリー
- ピアス、イヤリング、ネックレス、指輪等のアクセサリーは、安全上の理由から原則禁止している職場がほとんどです。結婚指輪のみ許可されている職場もありますが、仕事の特性上汚れやすいので、注意しましょう。
- 腕時計は、衛生上・安全上の理由から禁止されている職場もあります。また、腕時計を使用する場合は、仕事中に汚れたり破損したりすることもありますので、高価なものは避け、仕事専用に安いものを使用すると良いでしょう。
その他
- 見える位置のタトゥーは厳禁です。また、普段は見えない位置に入っていても、職場内の健康診断や実技練習で職場内の人の目に触れることもあります。
- 香水や香りの強いヘアスプレー、制汗剤、ハンドクリームはつけないようにしましょう。患者さんからクレームが来ることもあります。無香料のものを選びましょう。カーディガンなどを自宅で選択する場合は、香りが強すぎる柔軟剤を使用しないように注意しましょう。
身だしなみを整えて、「得する新人」になろう!
清潔感があり、不快を与えない身だしなみができていれば、まずはクリアです。
また、身だしなみに関して上司から注意を受けたり叱られたりしても、そんなことは後に笑い話になります。気にし過ぎず、次から気をつけましょう。
働いている姿というのは、思いのほか多くの人に見られています。
どんなにしっかり仕事をこなしていても、服装や髪型がだらしないと、それだけで印象が悪くなってしまいます。
好印象を与える新人は、先輩からも可愛がられ、多くのことを教えてもらえる機会に恵まれることでしょう。
もし、入職してみて、職場の雰囲気が自分に合わないと感じたり、馴染めないと感じたら、一人で悩まず相談相手を見つけましょう。
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今すぐの転職を考えていない場合でも相談に応じてくれますので、ちょっとでも不安に感じることがあったら相談してみましょう。