新人看護師で勉強ばかりのあなたにおすすめの“疲れない”勉強法!効率的に勉強して、仕事もプライベートも充実させよう!
ツイート新人看護師の毎日は、まるで受験生!
看護師は、「学生時代より、看護師になってからの方が学ぶことが多い」と言われますが、まさにその通り!
4月、新卒で就職した新人看護師の多くが、「卒業したのに、まだこんなに勉強するの!?」と思うのです。
最初の1週間は、新人研修が行われる病院が多く、毎日のようにレポート提出を課せられます。
「毎日レポート書くの、しんどいなぁ」と思う方もいるかも知れませんが、実はこんなのは序の口です。
本当に勉強で大変になるのは、配属先で働き始めてから。
先輩から矢継ぎ早に「明日この処置につくから、調べておいてね」「今日わからなかった○○について、明日までに調べて来てね」などと、宿題を出されます。
受け持ち患者を持ち始めると、その患者さんの疾患や薬、検査について調べなければなりません。
新人看護師は、ただでさえ慣れない仕事でクタクタに疲れているのに、その上さらに勉強しなければならないのです。
学生時代の勉強はほんの基礎でしかなく、現場に出てからが看護師の本当の勉強の場だと言う人もいます。
新人看護師には、リフレッシュも勉強と同じくらい大切!
しかし、看護師の仕事はストレスも多いものです。
毎日が緊張の連続ですし、患者さんの対応に苦慮することもしばしばです。
さらに新人は、先輩にも気を遣い、1日働いたら心身ともにクタクタになっているでしょう。
そんな時に、睡眠時間を削って勉強したり、せっかくの休日を勉強に充てたりする真面目な看護師もいますが、ストレスの多い新人看護師だからこそ、リフレッシュや休息は勉強と同じくらい大切です。
心も体もスッキリとして出勤することで、その日の仕事の効率も上がりますし、過酷な労働にも耐えられます。心や体を壊してしまっては、元も子もないのです。
効率的で疲れない勉強法
短時間で効率よく勉強することで、毎日の休息時間が確保でき、休日も自分の好きなように使うことができます。
「要領が悪いから、私には無理」と思う方でも、ちょっとしたコツを押さえるだけで、驚くほど効率的に勉強できるようになるのです。
1.時間を決める
新人時代に最も陥りがちなのが、ダラダラ勉強してしまうこと。
集中力が切れていると効率が悪くなり、無駄に時間を使います。
勉強する時は時間を決めて、その時間だけきっちり集中しましょう。
仕事のあった日は、長くても1時間にしましょう。それ以上やるのは、疲れるだけで頭に入りません。
2.その日の業務でわからなかったことをその日のうちに
その日の業務で分からなかったことは、その日のうちに解決しましょう。
記憶が新しければ、覚えるのも早く、効率的です。
その日にわからなかったことをメモにまとめておき、そのメモをもとに勉強すると良いです。
3.「完璧な予習はない」ということを心得る
先輩から、「明日○○の処置につくから、調べておいてね」などと宿題を出されることも多いと思います。
予習は、「先輩から突っ込まれても答えられるように、完璧にやっていかなくては!」と意気込む方も多いですが、“突っ込む先輩”というのは、どれだけ予習して行っても突っ込むところを見つけます。
それならば、「完璧な予習などない!」と割り切って、「ある程度予習して行って、突っ込まれてわからなかったら調べる」というスタンスに変えてみましょう。
先輩からの“突っ込み”対策に気を取られると、概要を理解できなくなったりします。まずは“ざっくり”と勉強して概要を掴み、細かいところを突っ込まれたら、その都度調べれば良いのです。
4.スマホを上手に活用する
最近は、新人看護師向けの勉強アプリや、看護師情報サイトが充実しています。
こういったものを利用すると、休憩時間や通勤時間などを活用して、ちょっとした調べものができるようになるので、上手に活用しましょう。
5.通勤時間を無駄にしない
朝や帰りの通勤時間も上手に活用しましょう。
スマホなどで短時間に調べられるものであれば、こういった“隙間時間”を活用します。
また、先輩から教わったことをメモに書いておき、それを帰りの電車で見直すと、記憶が固定されて覚えるのが早くなります。
6.メモを効果的に活用する
その日に見学した処置などは記憶が新鮮なうちに復習し、効率的に覚えましょう。
勤務中に新しいことを教わったらメモを取る習慣をつけます。
それを、帰りの電車などで見返すことで、自分の知識として定着します。
例えば、必要物品や手順などをメモしておくと、それを見返してイメージトレーニングするだけで、かなり効率的に覚えることができます。
但し、メモに個人情報は記載しないように充分注意してください。
7.“朝のうちに質問”で勉強していることをアピール
勉強して何かわからないことがあったら、翌日の朝のうちに先輩に質問しましょう。
朝一番に質問することで、きちんと勉強してきていることもアピールできますし、朝のうちにわからないことを解決しておくと、その日の仕事がスムーズです。
また、ちょっと怖い先輩でも、朝は比較的機嫌が良かったりします。
それでも、新人をとことん追い詰めてしまう職場は存在します
新人採用が少ない職場などは、新人にもベテラン看護師と同じレベルの知識を求めたり、理不尽なほどの課題を課したりすることがあります。
もし、「この職場では、続けられない」と思ったら、看護師転職サイトで相談してみることをおすすめします。
看護師転職サイトは、今すぐの転職を考えていなくても相談に応じてくれます。
また、新人看護師の相談にも応じてくれますので、安心して相談してみてください。
経験豊富な専任コンサルタントがアドバイスしてくれます。
「今の職場、もしかしておかしいのかな?」と思ったら、まず相談してみましょう。
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