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看護師働き方診断

新人看護師だけど寮を出たい!一人暮らしでもやっていける?お金はいくらかかる?看護師の一人暮らしでかかる費用&リアルな実態

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「寮を出たい」と思うのはこんな時

地方から上京した看護師や、就職を機に親元を離れた新人看護師の多くが入寮生活を送っています。

 

 

多くの病院が看護師寮を持っており、費用が安く済むことや職場が近いことなどから、新人看護師でも安心して生活できる場として「寮」は有難いものです。

 

 

しかし、寮はメリットばかりではありません。

 

 

仕事以外の時間も職場の人と顔を合わせるため、気持ちの切り替えがしにくいと感じる人もいます。

 

 

部屋に友人を呼んだら同じフロアの先輩から「うるさい」と怒られてしまい、居づらくなってしまう…というケースもあります。

 

 

そんな時、「寮を出て、もっとプライベートな時間を充実させたいなぁ」と感じるものです。

 

 


 

 

一人暮らしでもやっていけるのか?リアルな「寮を出る計画」シミュレーション

「寮を出たい」とは思うものの、「寮を出ても生活していけるのだろうか?」という不安に接し、なかなか実行に移せない人も多いです。

 

 

また、一人暮らしに対する漠然とした不安を抱く人もいます。

 

 

まずは、寮を出てもやっていけるのか?ということを具体的に検討していきましょう。

 

 

1.一人暮らしを始めるのに充分な貯蓄があるか?

一人暮らしをするとなると、自分で不動産屋との契約を交わさなくてはなりません。

 

 

賃貸契約をするには、敷金・礼金・初回分の家賃1ヶ月分などのまとまったお金が必要となります。

 

 

賃貸契約に必要な初期費用は、地方都市でも20万円程度。都心部では50万円以上かかることもあります。

 

 

また、家具や家電を購入する費用を合わせると、最低でも30万円、都内であれば70万円程度のまとまったお金が必要です。

 

 

2.年度途中の退寮は認められているか?

そもそも、職場の制度として年度途中の退寮が認められているかを確認しておきましょう。

 

 

随時退寮が認められている職場もあれば、年度末の退寮しか認められない職場もあります。

 

 

また、退寮をいつまでに申し出るかも規則があります。

 

 

確認不足のまま一人暮らしをしてしまうと、退寮したのに寮費が請求されてしまうケースもあるので、注意しましょう。

 

 

3.退寮後の人間関係に問題はないか?

職場によっては、入寮者の結束が非常に強いことがあります。

 

 

そのような職場で途中退寮してしまうと、その後の人間関係でやりづらさを感じる場面もあります。

 

 

また、寮内で当番(共有部分の掃除当番など)などがある場合は、途中退寮する人に対して一方的な不公平感を抱かれることもあり、思わぬトラブルを招くこともあります。

 

 

不安な場合は、信頼できる先輩に相談してみましょう。

 

 

4.通勤時間が長くなることは問題ないか?

職場によりますが、看護師寮は職場の近くにあることが多く、一人暮らしをすると通勤時間が長くなることが多いです。

 

 

そうなると、朝は早めに家を出ることになります。通勤ラッシュに遭うかも知れません。

 

 

そのような生活が体力的に耐え得るか、きちんと考えておきましょう。

 

 

一人暮らしの生活費っていくらかかるの?

一人暮らしをするにあたって、最も気になるのが金銭面だと思います。

 

 

入居時のお金は貯蓄で賄うにしても、それ以降の生活が維持できるか?ということも重要です。

 

 

総務省の「平成25年 家計調査」によると、単身世帯の1か月あたりの出費(全国平均)は以下の通りになります。

 

  • 電気代 ¥5482
  • ガス代 ¥3313
  • 水道代 ¥2099
  • 交際費 ¥17863
  • 教養・娯楽費 ¥18863
  • 服・靴代 ¥11863

 

これを合計すると、約6万円になりますが、これには家賃が含まれていません。

 

 

また、スマホなどの通信費も含まれていません。

 

 

これらを合わせると、エリアによりますが、最低でも15万円以上の手取りがないと生活は厳しいということです。

 

 

逆の見方をすると、手取り額が20万円以上あれば、一人暮らしでも無理のない生活が送れるということになります。

 

 

但し、都心部は家賃が高いため、最低でも23万円程度の手取りがないと厳しいです。

 

 

看護師の一人暮らし事情

一人暮らしを始めるには、まず物件探しからです。

 

 

しかし、初めての一人暮らしだと、何を基準に選べばよいのかわからないことも多いです。

 

 

まず、家賃についてです。

 

 

賃貸契約する際には、前年度の収入を証明するもの(源泉徴収票など)が必要です。

 

 

それにより、「借りられる部屋の家賃」が決まります。

 

 

おおむね、毎月の手取り額の3分の1までの家賃の部屋であれば賃貸契約できることが多いです。(手取りが20万円であれば、家賃は6万円くらいまで。手取りが30万円なら、家賃は10万円くらいまで)

 

 

不動産屋で物件を探す前に、最低限、「家賃はいくらまでなら払えるか?」ということはシミュレーションして決めておきましょう。

 

 

看護師が支払える家賃相場だと、どの不動産屋に行っても、住める部屋の間取り・条件はさほど変わりがないというのが現状です。

 

 

新人の給料だと、特に都内ではバス・トイレ別の部屋は難しいことが多く、大半がユニットバスになります。

 

 

間取りもワンルーム・1Kということが多いです。

 

 

また、オートロックなどセキュリティが万全なマンションは家賃が高く、希望しても住めないこともあります。

 

 

それらの点も考慮して、寮を出たいと思ったら、退寮を申し出る前に下調べをしておきましょう。

 

 

希望のエリアの求人は看護師転職サイトが便利

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