新人看護師なのに妊娠しちゃったどうしよう…仕事は続ける?辞める?意外と多い!落ち着いて考えれば何もかもうまくいく!
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新人看護師の妊娠は意外と多い
看護師は、9割以上が女性という職業です。
また、近年は社会人経験を経て30歳を過ぎて看護師を目指す方も増えており、新人看護師が妊娠するというケースは非常に多くなっています。
「多い」と言われても、妊娠が発覚した当人にとっては、重大な出来事です。
特に、予定外の妊娠だった場合や未婚で妊娠した場合には、その不安や悩みは更に大きくなるでしょう。
そもそも看護師の場合、ベテラン層であっても妊娠した時には不安が大きいものです。
まず、職場に伝える際に「妊娠を祝福してもらえるか?」「妊娠の事実を受け入れてもらえるか?」といった不安は、新人でなくても抱えています。
人手不足で忙しい職場であれば尚更、妊娠を報告することに引け目を感じてしまう人も多いのです。
また、看護師という職業の特性上、妊娠することでできなくなる業務が出てきます。
患者の移送など身体的に負担の大きい業務や夜勤は免除してもらわなければなりません。
抗がん剤や放射線関連の業務からも外してもらう必要があります。
でも、新人時代に妊娠・出産を経験して、その後きちんとキャリアを積み上げて成功している看護師はたくさんいます。
それらの先輩看護師は、どのようにして不安な「新人看護師の妊娠」を乗り越えたのか?また、新人時代に妊娠・出産をするに当たって必要な覚悟とは何か?
今回は、「新人看護師の妊娠」について解説していきます。
本サイトでは、看護師の妊娠で悩んでいる方には、まず、コンサルタントに相談することをおすすめしています。
転職サイトのキャリアコンサルタントは、意外にも、妊娠した看護師の悩み相談を受けているケースが多いのです。
妊娠した時の職場での対応や今後について、悩みを相談することが可能です。
こちらから無料で利用できますので、まず相談してみることをおすすめします。
新人看護師が妊娠発覚したらすべきこと
新人であろうと、ベテランであろうと、看護師が妊娠した時にすることは基本的に同じです。
ただ、新人の場合、職場内での立場が異なります。
上司やスタッフとの関係性も異なるので、同じことをするのにも様々な不安が伴うのです。
看護師が妊娠発覚したらすべきことは、以下の通りです。
1.上司に報告する
上司に報告する時期は、できるだけ早い方が良いです。
看護師の仕事は、抗がん剤や放射線など胎児に影響を及ぼすものを扱うこともあるため、それらの業務から外してもらう必要があります。
自分と胎児を守るためにも早めに報告しましょう。
特に新人の場合は言い出しづらいと思います。
できれば、師長に「お話したいことがあるので、お時間を作って頂けますか?」などと切り出し、ナースステーションなど人目に触れる場所ではなく、勤務時間外に落ち着いた場所で報告できるようにしましょう。
報告する順番には注意が必要です。
直属の上司への報告を最優先し、同僚への報告は最後にするべきです。
うっかり先に同期や先輩スタッフに打ち明けてしまい、直接報告する前に師長などの耳に入ってしまうと、あなたの信用に関わります。
スタッフへの報告時期は、上司と相談して決めると良いでしょう。
但し、業務上様々な配慮をしてもらう必要があるので、ずっと隠しておくことはできません。
2.仕事を続けるか?退職するか?進退を決める
今の職場で産休を取得して仕事を続けるか、退職するか、早期に結論を出しておく必要があります。
通常は産前産後休暇(産休)と育児休暇(育休)が取得できますが、就職して1年未満の場合は、育児休暇が取得できないことがあります。
そうなると産後9週目から働くことになります。この点に関しては、就業規則をしっかり読んで確認しておきましょう。
3.中断したキャリアの再構築方法を考える
仕事を続けるにしろ、一旦退職するにしろ、看護師としてのキャリアが中断されることに変わりはありません。
しかし、学ぶ機会は今後いくらでも作ることができます。「ちょっと遅れを取るだけ」と気楽に構えていれば良いのです。
落ち着いたら、産後のキャリアの再構築方法を考えておきましょう。
産休を取って復職する予定であれば、上司と今後について話し合っておくこともできますし、退職するのであれば、様々な情報収集をする必要があります。
今の職場で続けるメリット、辞めるメリット
新人看護師が妊娠した時、最も悩むのが「仕事を続けるか?辞めるか?」ということだと思います。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり比較して、自分にとって最善の方法を考えましょう。
仕事を続ける場合
メリット
- 産休中でも手当がもらえるため、経済的に安心。
- 健康保険や年金などの手続きが不要。
- 職場に籍があるので何かと便利である。(賃貸物件の契約やカード会社の契約など)
- 産後に就職活動をする必要がない。
デメリット
- 職場によっては、新人時代に妊娠したことでマイナスイメージを持たれたり、スタッフからの風当たりが強いこともある。
- 同期に後れをとっていることが気になってしまうことがある。
- 産休中も何かと職場に連絡する機会があるため、面倒と感じてしまうこともある。
退職する場合
メリット
- 自分のタイミングで復職できる。
- 改めて、育児と両立しやすい職場を探すことができる。
デメリット
- 経済的に不安定となりやすい。
- 退職後、健康保険や年金の手続きが必要。
- 子どもを抱えての就職活動となる。
- 「無職」となるため、不動産の契約やローン・カードの契約が難しくなる。
最初は悩むけど、結局みんなどうにかなる!
以上のメリット・デメリットを自分に置き換えて比較し、落ち着いて進退を考えましょう。
例えば、既婚・未婚でも状況は異なりますし、相手の年齢や職業・収入によってもメリット。デメリットは変わってくるでしょう。
みんな、最初は焦ったり悩んだりしますが、結局はどうにかなるのです!
もし、退職や転職を考えたら、看護師転職サイトに相談するという方法があります。
看護師転職サイトは、今すぐの転職は考えていなくても経験豊富な専任コンサルタントが相談に応じてくれます。
また、育児と両立しやすい職場など、詳細な内部情報も提供してくれますので、非常に効率の良い転職活動ができます。
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- 休日:124日
- 配属先:病棟
- その他:保育施設・託児所あり・住宅手当・保育手当
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