看護師で結婚を将来したいなら今すぐ実践すべきこと!
ツイート「看護師の結婚」に対する考え方の変遷
一昔前は、看護師と言えば独身というイメージを持たれていました。
特に大学病院などでは、看護部長や師長など管理職に就いている人の多くが独身でした。
夜勤や長時間の勤務をこなす看護師の仕事と家庭を両立させるのは不可能と考えている人も多くいたものです。
結婚した時点で、出世街道が閉ざされてしまうとも考えられていました。
世間からも、看護師というと「晩婚」「婚期を逃す」などと言われた時代もあります。
「看護師の結婚」には、少なからずネガティブなイメージがあったのです。
しかし、近年「ワークライフバランスの推進」が叫ばれるようになり、看護師の働き方も多様化してきました。
その中で、既婚の看護師も増え、家庭や育児と仕事を両立している看護師も増えています。
中には「結婚や育児を経験することで視野が広がり、より良い看護に繋がる」と考える職場もあり、「看護師の結婚」に対する捉え方はポジティブなものに変わりつつあります。
合コンでは重宝されるのに…、看護師の未婚率は優位に高い!
そうは言っても、今でも看護師の未婚率が高いのは確かです。
日本看護協会「看護職員実態調査」によると、25〜29歳の女性看護師の未婚率は75%です。
この年代の一般の未婚率は59.9%ですから、有意に差があると言えます。
年代別に見ていくと、30代の看護師の未婚率は50%、40代前半で26.6%になります。
一般女性の40代前半での未婚率は16.6%ですから、やはり比較すると看護師の未婚率は高いことがわかります。
「看護師」と言うと、若い頃は合コンで重宝される存在です。
それでも、職場のキレイな先輩がいつまでも独身である姿を見るのは、結婚願望のある看護師にとって不安なことです。
看護師の結婚を阻むものは何か!?
看護師の結婚を阻む要因について考えてみましょう。
1.経済的に自立している
常勤の看護師であれば充分な収入を得ていることが多く、生活にそれほど困窮していることはありません。
そのため、結婚による経済的なメリットは少ないと考える人が多いです。
また、若年層の場合は同年代の男性よりも高収入であることも多く、男性の方から敬遠されてしまうこともあります。
2.仕事にやりがいがある
やりがいを持って仕事に臨んでいるため、恋愛の比重が少ない人も多いです。
自分の時間も研修や勉強に費やす看護師も少なくありません。
恋愛や結婚がなくても、人生が充実していると考える人も多いのです。
3.一般の人と時間が合わない
夜勤や残業、土日の勤務など、一般のサラリーマンとは時間が合わないことが多いです。
そのため、食事や旅行に行ける機会も限られてしまい、恋愛をしても長続きしない人も多くいます。
4.出会いが少ない
看護師は95%以上が女性という職業です。
そのため、職場内の出会いはあまり期待できません。
他の医療従事者には男性もいますが、医療現場というのは圧倒的に女性が多いのです。
同様に看護学校や大学も女性が圧倒的多数ですから、学生時代の友人も女性ばかりに偏りがちです。
5.周りも独身者が多い
周囲に既婚者がいる環境だと、その配偶者の紹介などで異性と出会う機会を設けてもらえたりしますが、看護師の場合、周りも独身者ばかりということが多いです。
また、独身者同士の結束は固く、居心地も良いので、結婚願望すら希薄になることもあります。独身でも彼氏がいなくても、淋しいという感覚は持っていないことも多いです。
6.アフターファイブが充実していない
看護師の業務は肉体も精神も酷使するので、勤務が終わるとヘトヘトに疲れてしまいます。
仕事の後に遊びに行ったり飲みに行ったりする元気がなく、自宅へ直行というケースが多いため、自然と出会いの機会も少なくなります。
7.看護師に対する偏見が重荷である
看護師というと、未だに「優しい」「献身的」というイメージを持つ男性も少なくありません。
まして結婚となると、「親の介護の際に心強い」「具合が悪くなっても安心」などと言われることも少なくなく、職場を離れても“看護師”であることを求められることに重圧を感じ、「独身の方が気楽で良い」と考える看護師も多いです。
結婚願望のある看護師は必見!将来結婚したいならこんな職場を選ぼう
仕事を一人前にこなし自立している女性というのはとても魅力的です。
近年では、女性にも経済力を求める男性も増えています。
看護師という職業を選んだのであれば、看護師としてのキャリアを積みながら、プライベートでも良きパートナーを得て、人生を豊かにしていきたいと考える人も多いでしょう。
将来的に結婚を考えるのであれば、プライベートな時間が確保できる職場を選びましょう。
中には、名目上は休みでも研修や勉強会などが多く、実質的な休みが非常に少ない職場もあります。
また、長時間残業が常態化している職場では、毎日クタクタになってしまい、自分の時間がなくなってしまいます。
最近では、土日休みも公平となるようにシフトを組む職場も増えています。
夏季休暇などとは別に「リフレッシュ休暇」などを設けるなど、看護師のプライベートを充実させる取り組みをしている職場もあります。
自分でマネジメントしながらキャリアを構築していける職場も増えています。
看護師転職サイトでは、これらの詳細な内部情報までリサーチして情報提供してくれます。
ちょっと高望みかな…と思うような条件でも、遠慮なく相談してみましょう。
プライベートを犠牲にして頑張る時代はもう終わりです。
これからは、プライベートも仕事も充実したものにしていきましょう。