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ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

看護師の“出世”、したい?したくない?

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出世したい?したくない?専門卒でも出世できる?看護師の“出世”と“学歴”について考える

組織で働く、
社会人のひとつの目標となるのが“出世”

 

 

もちろん仕事の価値というのは様々で、
“出世”だけが成功とは限りませんが、
世の中には「出世したい」と願う人が多いのです。

 

 

 

看護師の世界にも“出世”を目指す人はたくさんいますが、
その一方で「出世したくない」と考える看護師も、実は多いのです。

 

 

 

看護師の場合、

 

出世と言うと
“主任”“副師長”“師長”“看護部長”

 

などの役職に就くことが挙げられます。

 

 

直属の上司である主任や師長の仕事を見ていて、
「大変そうだなぁ」と感じ、

 

「今のままの方が気楽で良い」

 

と考える方が多いのでしょう。

 

 

 

結論から言うと、
看護師なら一度は“出世”した方が良いです。

 

 

 

出世もそうですが、
キャリアのことを考えたら、

 

まず、キャリアコンサルタントに、
相談してみるのがおすすめです。

 

 

 

転職サイトでは、転職する方に限らず、

 

出世をした場合やしなかった場合の、
それぞれを比較したシュミレーションや、

 

今後の自分のキャリアについて相談することができます。

 

 

 

こちらは無料で利用できますので、おすすめです。

 

公式ページはこちら

 

 

 

 

 

 

では、まず、
出世のメリットとデメリットから説明しましょう。

 

 

 

看護師が出世するメリットは以下の通りです。

 

メリット

 

1.給料が上がる

役職に就くと、
基本給が上がったり手当てがついたりします。

 

 

 

2.夜勤が減る

スタッフよりも夜勤回数が減り、
日勤中心の生活を送れるようになります。

 

 

 

そのため、
健康的な生活を送れ、
家庭と仕事の両立もしやすくなります。

 

 

 

3.発言力が強まる

自分の意見を発言できる場が増えます。

 

 

「もっとこうしたら良いのに」

 

 

とジレンマを感じていることなどを、
自分で解決する糸口が掴めます。

 

 

 

4.職場によっては、管理職はフレックス勤務のところがある

職場によっては、
師長以上の管理職は、
フレックス勤務を採用しているところもあります。

 

 

 

様々な予定を組みやすくなります。

 

 

 

5.前職場での経歴を転職後も活かせることが多い

看護師の場合、
一度退職して他の職場に転職しても、
前職場での経歴を非常に重要視されます。

 

 

 

一度役職を経験している看護師は、
他の職場に行っても出世しやすくなります。

 

しかし、
看護師ならではの“出世のデメリット”もあります。

 

 

デメリット

 

1.直接的なケアをする機会は極端に減ってしまう

これは、
看護師にしかわからないデメリットと言って良いでしょう。

 

 

 

役職に就くと、
仕事内容がガラッと変わってしまいます。

 

 

 

患者さんへの直接的なケアが、
仕事のモチベーションとなっている方の場合、

 

仕事がつまらなくなってしまうこともあるかも知れません。

 

 

 

2.責任が重い

どんな職業にも言えることですが、
役職に就くというのは様々な責任を負うことになります。

 

 

 

特に生命を預かる看護師の場合、
スタッフをひとつにまとめ、

 

指導するというのは、
非常に責任が重いことです。

 

 

 

3.それほど給料が上がらない

基本給は上がるものの夜勤が減るので、
手取り金額はあまり変わらないと感じることもあります。

 

 

 

また、一般企業に比べると、
出世時の給料の上昇幅は少ないようです。

 

 

 

それでも人生で一度は“出世”した方が良い!その理由とは…

このように看護師の出世にはデメリットもあるのですが、
それでもやはり「一度は出世した方が良い」というのが結論です。

 

 

 

その理由は、“転職に有利だから”です。

 

 

 

 

20代〜30代前半までは、

 

「出世は、したい人がすれば良い」と、

 

気楽に考えている看護師も多いようです。

 

 

 

しかし、
ある程度の年齢になると、

 

役職の経験がない看護師は、
世間から“少々難あり”という見方をされます。

 

 

 

つまり、“出世できなかった人”という、
レッテルを貼られてしまうのです。

 

 

 

いくら「自分は、“出世できなかった”のではなく、
“出世しなかった”のだ!」

 

と抗議したところで、
負け犬の遠吠えにしか聞こえません。

 

 

 

 

出世だけがその人に対する評価ではないのですが、
転職の場面においては、

 

“実践能力の低い人”“忍耐力のない人”“人望を得られない人”

 

という先入観を持たれてしまい、
非常に不利な状況に追い込まれます。

 

 

 

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」と言いますが、
まさにその通り。

 

 

 

役職に就くのは面倒なことも伴いますが、
チャンスがあるのなら出世はするべきです。

 

 

 

「出世したい」と言って、
誰もができるものでもありませんが、

 

ある程度の看護実践能力とコミュニケーション能力を、
有していることを証明するには、

 

 

自分の経歴に役職を書けるようにしておくことが、
手っ取り早いと言えます。

 

 

 

一度でも出世しておけば、
年齢を重ねても転職先の選択肢を広く、
確保することができるのです。

 

 

 

出世に“学歴”は必要か?専門卒でも出世は可能?

看護師の出世を考える時、
近年話題になることのひとつに“学歴”の問題があります。

 

 

 

昔は、看護師になるには、
“看護専門学校”を卒業するケースが多かったのですが、
近年4年制の“看護大学”が急増。

 

 

 

それに伴い、

 

1年間で誕生する“大卒の看護師”の数は、
20年前の約40倍にまで増えました。

 

 

 

看護師としての実務をこなす上では、
専門卒も大卒も業務内容に差はありません。

 

 

 

これは、
法的にも同様の扱いです。

 

 

 

しかし、出世を考えると、
話は少し変わってくるようです。

 

 

 

例えば、

 

看護学部を持つ大学病院の場合、
その病院の管理職は卒業生で固めるケースがあります。

 

 

 

学生時代から共通の看護論で学び、
同じような看護観を持つ人たちで固めた方が、
組織として運営しやすいのでしょう。

 

 

 

逆に、学歴よりも看護師としての実績を、
重んじる組織も多いです。

 

 

 

このような組織では、
何かの専門性を有している看護師や、

 

学会発表や論文執筆などの実績が評価対象とされ、
学歴はほとんど無意味と言ってもいいくらいです。

 

 

 

大学病院の中にも、
このような評価をするところは多いです。

 

 

 

ですから、

 

必ずしも“大学病院=学歴偏重”というわけではありません。

 

 

 

それぞれの組織によって、
考え方は異なります。

 

 

 

現に、看護部長が専門卒ということも、
決して珍しいことではありません。

 

 

 

つまり、看護の世界では、
専門卒でも出世は充分可能です。

 

 

 

それでもやっぱり“学歴”が気になるなら…、思い切って進学してみよう!

看護の世界で出世を考えた時に、
学歴は役に立ったり立たなかったり…。

 

 

 

専門卒でも、

 

看護師になってから認定や専門看護師の資格を取るなど、

 

専門性を高めることで、
大卒の看護師よりも早く出世する人はたくさんいます。

 

 

 

しかし、

 

「自分は専門卒…」という、

 

コンプレックスにとらわれてしまう看護師もいます。

 

 

 

そこに引け目を感じて、
自分の能力を充分に発揮できない看護師がいるのも事実です。

 

 

 

それならば、
思い切って“進学”してみましょう。

 

 

 

学歴がコンプレックスならば、
コンプレックスをなくしてしまうのです。

 

 

 

 

「学費はいくらかかるの?」「収入はどうするの?」と、
色々不安もあるでしょう。

 

 

 

しかし、看護師なら、
“働きながら大学に通う”というのが充分可能なのです。

 

 

 

実際に、

 

大学や大学院に在学しながら仕事をしている、
看護師はたくさんいます。

 

 

 

学費が比較的安い通信制の大学も増えていますので、
学歴がコンプレックスとなっている方は、是非、
進学を前向きに考えてみて下さい。

 

 

 

 

働きながら大学に通うには、
職場の理解も必要です。

 

 

 

試験の日に休みをもらったり、
授業に出席できるようなシフトを組んでもらう必要があるからです。

 

 

 

近年では、
こういった看護師の進学に理解のある職場が増えており、

 

中には進学のための休職を認めてくれる施設もありますが、
その理解には多少の温度差があるようです。

 

 

 

学業と仕事を無理なく両立するには、
看護師転職サイトに職場探しを手伝ってもらうのもひとつの方法です。

 

 

 

こういった看護師の進学に、
理解のある職場を探してもらったり、

 

大学を卒業するまでの間は、
非常勤としてパートやアルバイト勤務をするという方法もあります。

 

 

 

専任のコンサルタントが間に入って、
直接お願いしづらいような条件も交渉してくれます。

 

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