新人看護師で結婚ってアリ?仕事もプライベートも充実させるハッピーな生き方
ツイート新人看護師でももちろん結婚はOK!だけど…
看護師は、比較的未婚者の多い職種です。
一昔前までは、管理職などでバリバリ仕事をこなす看護師というのはたいていが独身で、既婚者というのは少数でした。
しかし近年、既婚の看護師は増えています。結婚・出産を経て、育児と仕事を両立する看護師も増えています。
更に、社会人経験を経て看護師になる人も増えており、入職時に既婚である看護師も増えています。
一昔前までは、女性の多い看護師の職場で「結婚」というのは、時に妬みの対象となるようなイメージを持つ人も多くいましたが、そういった傾向はだいぶ緩和されつつあります。
しかし、そうは言っても、「自分の職場ではどうなのだろう…」と不安に感じてしまう方もいることでしょう。
また、結婚してから、家庭生活と仕事を両立できるのか?という不安もあるかも知れません。
新人看護師が結婚する時に感じる不安
女性の多い看護師の職場では、結婚の報告をする時に少なからず緊張するという方が多いようです。
これは、経験年数に関わらず感じているものです。
まだ職場の雰囲気に慣れていない新人が様々な不安を感じるのは当然のことです。
新人看護師が結婚する時には、具体的にどのような不安を感じているのでしょうか?
1.職場の先輩からどのように見られるのか?
新人看護師の結婚に際しては、この部分の不安が最も大きいのではないでしょうか。
仕事ではまだ半人前なのに結婚となると、周囲から嫌味を言われたりするのではないか?
という不安を抱えている新人看護師は多いものです。
職場の人達に結婚の報告をするのは最低限のルールですが、それを済ませたら、まずは本人が気にせず普通に振る舞うことです。
間違っても、未婚の先輩の前でひけらかすような話をしたり、逆に結婚準備や結婚生活の大変さを語ったりするのは控えましょう。
意地の悪い先輩だと、ちょっとしたミスや仕事の抜けを見つけては、「結婚したから浮足立っている」などと嫌味を言うかも知れません。
しかし、それも一時のことだと割り切ってサラリとかわし、気にせずに過ごしましょう。
2.結婚生活と仕事を両立できるか?
看護師の仕事は、一般企業に勤めている人からはなかなか理解されにくい部分があります。
土日出勤が当たり前だったり、勉強会などで帰りが遅くなることも多いです。夜勤もあります。
夫となる人ときちんと相談し、仕事に打ち込める環境を作りましょう。
特に新人時代は、慣れない仕事のストレスも大きく、家事に割ける時間が少なくなるかも知れません。
家事の分担などについても話し合っておきましょう。
結婚しても一生懸命仕事をしている姿は、先輩や上司も「理解のあるご主人で良かったね」と、応援したくなるものです。
3.結婚式には上司や同僚を招待するべきか?
多くの一般企業では、結婚式に上司や同僚を招待することが通例ですが、看護師のようにシフト勤務の職場の場合は、必ずしもそうではありません。
最も多いのは、直属の上司だけを招待するというもの。これに同期が混じる場合もあります。
気を付けたいのは、招待する人・しない人の線引きをどこにするかということです。
これが曖昧だと、「あの人は呼ばれたのに、私は呼ばれなかった」などと、要らぬ恨みを買うことになります。
看護師の場合は、職場の人を一切呼ばず、身内だけで済ませるという人も多いです。
夫になる人との兼ね合いやバランスもあるでしょうから、この点はしっかりと相談して決めましょう。
また、職場によっても多少の違いがあると思いますので、頼りになる先輩に相談してみることをお勧めします。
4.新婚旅行には行けるのか?
結婚と同時に新婚旅行を予定している人もいると思います。
新人の場合、使える休みの日数は限られていますので、よく調べてから計画するようにしましょう。
一般的に、看護師業界では「休みを取りやすい時期」「休みを取りにくい時期」というのがあります。
例えば、4~6月は新年度の繁忙期ですし、研修が重なる時期なども休みが取りにくいです。
新人の場合は、大々的に「新婚旅行」と言うよりも、夏休みなどと合わせてサラッと行く方が無難です。
また、2年目に入ると、有給休暇の日数が増えたり、長期の夏休みがもらえる職場もあるので、新婚旅行は少し先にするということも考えてみましょう。
他にも忘れてはいけないことが…
看護師が結婚すると、看護師免許を更新する必要があります。
所轄の保健所で手続きが必要となりますので、忘れないようにしましょう。
また、職場でも様々な手続きが必要です。必要な書類などを確認しておきましょう。
結婚は、働き方を見直す機会にもなります
結婚すると、住む場所や生活パターンが変わります。
その中で、「やっぱり、夫と同じように土日休みがいい」「できれば夜勤をしたくない」など、これまでとは違った希望が出てくるかも知れません。
そんな時は、看護師転職サイトに相談してみましょう。
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