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ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

“ブラック”は当たり前!?看護師の残業の実情

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看護師で残業のない職場は存在しないのか!?残業の少ない職場を見つけるために知っておくべきこと

 

最近、新聞やニュースを騒がせている
“残業”

 

 

 

看護師にとっても、
非常に悩ましい問題です。

 

 

 

もちろん職場による差はありますが、
看護師は比較的残業が多い職業とされています。

 

 

 

もちろん、
病院というのは病人が大勢いるところですから、
予測外の突発的な事態が起こりやすい場所です。

 

 

重症患者が緊急搬送されてきたり、

 

患者さんが急変したり…

 

ということが毎日のように起こる場所です。

 

 

 

しかし、
看護師が実際に残業でやっている仕事というのは、
多くがそういった突発的な事態の対応ではないのが現状です。

 

 

 

何故、看護師の残業は多いのか?

それは、
従来の看護業界の“残業”に対する考え方に問題があります。

 

  1. 残業をしても、

    「仕事が遅いのは能力不足」と見なされて残業をつけられない。

  2.  

  3. 勉強会・研修会・部署会議は、自分の時間を使うのが当たり前。 

    残業とは見なされない。

  4.  

  5. 委員会業務や看護研究は、勤務時間内にやるものではない。

    サービス残業か持ち帰りが当たり前。

 

こういった考え方がまかり通っていたのです。

 

 

 

これに異を唱える者は淘汰されてしまい、
新人の頃から“仕事とはこんなものだ”と
植え付けられていました。

 

 

 


 

 

 

外から見えない“悪しき風習”、最大の残業の要因は“風土”にある

業務量が多いと当然残業も多くなるのですが、
早く帰れない職場にはもうひとつの要因があります。

 

 

 

それは“風土”

 

 

 

帰りが遅くなる職場には、
共通して以下のような“悪しき風習”があるケースが多いです。

 

  1. 仕事が終わっても、休憩室でお菓子を食べながらいつまでも喋っている。
  2.  

  3. 日勤者は、全員一緒に帰る慣習がある。

    (自分の仕事が終わっていても、他の人の仕事が終わるまで帰れない)

  4.  

  5. ナースステーションが賑やかで、ダラダラと喋りながら記録をしている。
  6.  

  7. 遅くまで残っている人は頑張っている”という根性論が根強い。

 

 

こういった考え方をする風土が残っている職場は、
なかなか残業が減らず、早く帰ることができません。

 

 

 

そして、
このような“悪しき風習”というのは、

 

外からは見えず、
実際にその職場で働いてみるまでわからないのが恐ろしいところです。

 

 

 

業務そのものの繁忙度であれば、
病床の稼働数や入退院の数などを見ることで
上層部も把握することができますが、

 

このような“悪しき風習”までは、
その職場のその部署に配属された人でないとわからないのです。

 

 

 

また、
看護業界全体に言えることとして、
看護師は真面目で働き者が多いので、

 

業務を“増やす”人は多いのですが、
“減らす”という発想を持つ人は少ない傾向にあります。

 

 

 

「残業を減らすために、業務改善をします」

 

と言って、
残業して業務改善のための会議をしてしまうのが
看護師なのです。

 

 

 

残業のシステムは可視化されているか?

こういった風土に振り回されないために、
まずは職場選びの際に“残業のシステム”を確認しましょう。

 

 

 

職場見学の際に、

 

「実際の残業時間はどのくらいですか?」

 

と聞いても、
なかなか正しい答えは返ってきませんが、

 

“残業のシステム”

 

なら看護部内で共通した決まりごとを設けていることが多いので、
そのシステムを確認します。

 

 

 

もし、

 

“残業のシステム”

 

に対する答えが曖昧だった場合は言語道断、
その職場は“ブラック”だと心得ておきましょう。

 

 

 

“残業のシステム”には、
大きく分けて以下のパターンがあります。

 

  1. 出勤・退勤をタイムカードで管理し、自動的に残業時間が計算される。
  2.  

  3. 残業するには上司の許可が必要。
  4.  

  5. 上司の指示があった場合に限り、残業が認められる。

 

これらのうち最も安全なのは、
1の“タイムカードで自動的に残業時間が計算される”
システムのみです。

 

 

2の“上司の許可が必要”と謳っている職場は、
残業しても「仕事が遅いのは能力不足」と
片付けられてしまうおそれがあります。

 

 

 

また、
3の“上司の指示があった場合のみ認められる”というのも、
裏を返せば“指示されなかった人たちはサービス残業”
ということを意味しています。

 

 

 

実際の残業時間を知るには、内部情報がカギとなる

“残業のシステム”のように可視化できるものもあれば、
“風土”のように可視化できないものもあります。

 

 

 

実際の“残業”は、
これらの要因が複雑に絡み合って生じるものです。

 

 

 

では、可視化できない“風土”“悪しき風習”を、
入職前に知るすべはないものでしょうか?

 

 

 

それには、看護師転職サイトに登録し、
内部情報をリサーチしてもらうという方法があります。

 

 

看護師転職サイトの中には、
“実際の残業時間”“サービス残業の有無”に加え、

 

“部署会議の頻度”“院内研修会の頻度”などについても
詳細にリサーチしてくれるものがあります。

 

 

 

個人的に友人などを辿って情報収集するよりも
はるかに情報量が多く、
効率的に内部情報を知ることができます。

 

 

 

「もうサービス残業はしたくない!」

 

という方は、

 

是非、看護師転職サイトに登録して、
こういった情報を参考に職場探しをすることをお勧めします。

 

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