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看護師働き方診断

看護師のパワハラ起きやすい職場、パワハラない職場の見分け方・特徴と対策

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看護師のパワハラ(パワーハラスメント)が起きやすい職場とパワハラがない職場の見分け方、特徴と対策を説明

 

「パワハラ」は個人のせいではなく、組織のせい?

近年「パワハラ」という言葉が浸透してきましたが、「パワハラ」と「いじめ」を同じような意味合いで捉えている人も多いようです。

 

 

確かに似た部分もありますが、「パワハラ」パワーハラスメントのほうが根が深いと言えるかも知れません。

 

 

何故なら、「いじめ」は、いじめをしている張本人を排除すれば解決することもあります。

 

 

しかし、「パワハラ」は、人が替わっても起こり得るのです。

 

 

それは、「個人」でなく「組織」に問題があるからです。

 

 

パワハラ(パワーハラスメント)が起こりやすい職場の特徴は?

パワハラが発生しやすい、起こりやすい職場には、いくつかの共通する点、特徴があります。

 

 

1.小規模である。

近年、大規模病院では「パワハラ」に対する意識が高く、相談窓口を設けたり、管理者に研修を受けさせたりしているところがほとんどです。

 

 

しかし、小規模病院・施設はそこまで手が回っていないのが現状で、管理者に「パワハラ」に対する意識が低いです。

 

 

また、組織の体制が未成熟なことが多く、就業規則などのルールが守られないこともあります。

 

 

パワーバランスも不安定で、管理者がワンマン化している職場も多いです。

 

 

2.経営不振である。

経営不振に陥っている病院・施設というのは、スタッフの働きやすさを改善するところまで手が回っておらず、実際にパワハラが起きても、問題視されない傾向があります。

 

 

そもそも経営不振に陥るということは、組織としてうまく機能していないことが考えられます。

 

 

職場内の意思疎通が不十分で、孤立やいじめなども起きやすい職場環境と言えます。

 

 

3.看護部長がワンマンタイプ。

看護部長がいわゆる「言い方のきつい人」であったり、ワンマンタイプで部下に厳しく発破をかけるようなタイプだと、そのような指導法が部下から部下へと連鎖的になされます。

 

 

ワンマンタイプの部長の下で働く師長は、「自分の背後には強力な権力がついている」と思い込み、「怖いものなし」の状態となり、部下に対して乱暴な物言いをしたり、厳しい叱責をすることに抵抗がなくなります。

 

4.個人プレイが多い風土がある。

業務をスタッフ全員で協力しながら進める風潮がなく、個人プレイが多い風土の職場も、パワハラが起きやすくなります。

 

 

お互いが何をしているのか見えにくいため、陰湿化することもあります。

 

 

5.人事が流動化していない。

人事が適度に動いている職場は、風通しが良いです。

 

 

対して、人事が流動化していない職場というのは、いじめやパワハラが長引くこともあり、陰湿化したり、かなり悪質になってしまうケースもあります。

 

 

パワハラ(パワーハラスメント)が起きにくい職場の見分け方

上記を参考に、パワハラが起きにくい職場の見分け方を考えていきましょう。

 

 

1.一定以上の規模があり、ハラスメントの相談窓口が設置されている。

「パワハラが起きにくい」という視点で見ると、小規模な病院・施設よりも大規模な病院・施設の方が安全です。

 

 

仮にパワハラを受けたとしても、大規模な職場であれば異動などの手段を取ることもでき、「逃げ場」が確保できるからです。

 

 

特に、パワハラやセクハラなどハラスメント専用の相談窓口が設置されている職場は、組織全体としてハラスメント防止に取り組んでいるため、管理者の意識も高いです。

 

 

2.部下が上司を評価するシステムがある。

従来、仕事上の「評価」と言えば上司が部下に対してするものでしたが、近年「多面評価」「360度評価」などの名称で、部下が上司を評価する制度を設けている職場が増えています。

 

 

このような評価制度があると、ワンマンな管理者は淘汰されていき、パワハラが起こりにくい職場風土が出来上がります。

 

 

また、同僚が同僚を評価する制度もあります。

 

 

このように、お互いに様々な人から評価を受ける制度は、いじめやパワハラの早期発見に繋がり、陰湿化・隠ぺいを防ぐことにも繋がります。

 

 

3.適度に人事異動がある。

人事が流動的な職場は、様々な人の目や意見が入るため、陰湿ないじめやパワハラが起こりにくいと言われています。

 

 

また、仮にいじめやパワハラがあっても、人の動きがあるために長引くことがありません。

 

 

適度に人事異動がある職場は、一般的に風通しが良いとされています。

 

 

4.チームワークが良く、師長もチームの一員として機能している。

スタッフ間のチームワークが良いことはもちろんですが、その「チーム」に師長もきちんと関わって機能していることが大切です。

 

 

つまり、現場で働いているスタッフの声を、師長がきちんと吸い上げる能力があるということです。

 

 

よく、「何がそんなに忙しいの?」などと、平然とスタッフに言ってしまう師長がいますが、これでは「チームの一員」とは言えません。

 

 

「何故、忙しいのか?」ということを、師長自ら調査し分析する能力とバイタリティーがあることが大切です。

 

 

パワハラは職場の問題!個人の努力で解決するのは難しい

パワハラが発生するのは、職場の組織の体制・制度・風土に問題があるからです。

 

 

個人の問題ではありません。

 

 

今の職場でパワハラを受けている、またはパワハラを受けている同僚がいるという場合は、転職も視野に入れた検討をお勧めします。

 

 

看護師転職サイトは、雇用条件だけでなく、パワハラやいじめが起こる職場風土の有無や人間関係など、本来なら入職してからでないとわからないような詳細な内部情報まで事前に教えてくれます。

 

 

また、直接転職には関係がない内容でも、様々な相談に乗ってくれます。

 

 

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