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看護師働き方診断

プリセプター「もう辞めたい」を乗り越える!辛い気持ちがラクになるプリセプターへの処方箋!なぜつらい?悩み・不満から解決。

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みんな悩んでいる!プリセプターの「あるある」

看護師の多くが、3~5年目でプリセプターを経験します。

 

 

「新人」と呼ばれる時期を脱し、「中堅」に足を踏み入れようというこの時期。

 

 

日常的な業務は自立して行えるけれども、「ベテラン」とまではいかない…。

 

 

後輩もいるけれど、先輩の目も気になる…。

 

 

そんな時期にプリセプターを任される看護師は、多かれ少なかれみんな「新人指導の難しさ」に悩んでいるのです。

 

 

まずは、よく聞かれるプリセプターの悩み・不満をご紹介します。

 

 

一度でもプリセプターを経験している人であれば、共感できることでしょう。

 

 


 

 

勉強してこない。

「明日、この処置につくからね」「今度は一人でやってみようね」などと声を掛けても、一向に勉強してこないという悩みは多いです。

 

 

また、新人の勉強の仕方に対する不満も多く聞かれます。「本を読まずにネットで調べてくるだけ」「ネットの質問サイトで解決しようとする」「自分で調べずに、周りに聞いているだけ」といった声も聞かれます。

 

 

やる気が感じられない。

新人の態度などから「やる気がないのでは?」と感じているプリセプターは多いです。

 

 

新人のやる気が感じられないと、どんなに頑張っても空回りしそうな気がして、指導にも力が入らないという声もあります。

 

 

「メモを取らない」「すぐ帰る」「ギリギリに出勤してくる」などの新人の行動から、「やる気がない」と感じる方が多いようです。

 

 

フォローの仕方がわからない。

「フォロー」と言われても、何をしたら良いのかわからずに悩んでいるプリセプターは多いです。

 

 

特に、最初のうちは新人との信頼関係が充分に構築されていないため、「精神的なフォロー」の仕方に悩むことが多いようです。

 

 

プリセプティが自分になつかない。

新人にもっと頼って欲しいのに、自分の気持ちや熱意ばかりが空回りしているように感じるプリセプターも多いです。

 

 

「相談してくれない」「あまり話してくれない」など、新人との関係に悩むプリセプターは非常に多いです。

 

 

師長が新人にばかり優しい。

近年多く見られる傾向として、師長・主任などの上司が新人にばかり優しく、「新人の肩ばかり持つ」という声も聞かれます。

 

 

ここ数年、看護業界全体で「1年目看護師の離職率低下」を目標として掲げる職場が多く、新人看護師に対して異常なほど優しい職場が増えているようです。

 

 

その結果、プリセプターのストレスが増大しています。

 

 

新人の自己判断によるミスさえも、「プリセプターのあなたが相談しにくい態度を取っていたんじゃないの?」などと責められることもあり、ストレスとともに孤独を感じることもあるようです。

 

 

周囲が協力してくれない。

先輩や同僚から「○○さん(新人)、こんなこともできなかったわよ」などと、自分の指導力の低さを責めるような発言をされることもあります。

 

 

そこまで露骨でなくても、新人指導を自分一人がやらされているような負担を感じるプリセプターは多いです。

 

 

プリセプターは何故ツラい?

プリセプターを経験した看護師のほとんどが、一度は「辞めたい」「辛い」という思いを抱いているようです。

 

 

プリセプターは何故、こんなに辛いのでしょうか?

 

 

プリセプターの辛さを紐解いていきましょう。

 

 

1.ジェネレーションギャップ

新人との年齢差は3年程度であることが多いですが、それでもジェネレーションギャップはあります。

 

 

特に、年齢が若ければ若いほど、1年や2年の年齢差でも大きなギャップを感じやすいです。

 

 

2.中間管理職的な役割

「新人」と「先輩」との板挟み状態になってしまうことがあり、そのストレスは「中間管理職並み」とも言われます。

 

 

いわゆる「サンドイッチ症候群」になってしまうのです。

 

 

面倒見が良く誠実な人柄の方ほど、ストレスは大きくなるようです。

 

 

3.看護観の違い

看護師の職場は、一般企業と異なり、全員が看護の専門教育を受けてきています。

 

 

そのため、「同じ教育を受けてきているのだから、考え方も同じはず」という先入観を持って新人を見てしまう傾向にあります。

 

 

しかし、実際は学校によって教育方針・内容は異なりますし、そこで培われる看護観も異なります。

 

 

そのギャップをプリセプター自身が受け入れられないと、「どうしてわかってくれないの?」と、ストレスに感じてしまいます。

 

 

4.そもそも自分が未熟

プリセプターを任される看護師は3〜5年目であることが多く、看護師としても人間としても、まだまだ未熟と言えます。

 

 

そのため、様々な出来事やストレスに対処する能力が充分備わっておらず、「辛い」と感じてしまうのです。

 

 

プリセプターの辛さを乗り越える方法

漠然と「辛い」「辞めたい」と考えているプリセプターも、このように「辛さ」を分解して考えてみると、解決法が見えてきます。

 

 

1.「1年間の修行」と割り切って考える

プリセプターの役割は、せいぜい1年間。

 

 

「1年間だけの修行」と割り切ると、終わりが見えてきます。

 

 

看護師として働き続ける以上、プリセプターは必ず通る道です。

 

 

期間限定なればこそ、「プリセプターは辛くて当たり前」と割り切ってしまうのもひとつの方法です。

 

 

2.自分にとってのメリットを考える

プリセプターは、新人の教育をすると同時に、自分自身も成長させるものです。

 

 

1年間のプリセプターの役割を終えた時、自分自身は今よりも一回りも二回りも成長しているはずです。

 

 

「新人教育」ばかりに目を向けず、それをすることで自分はどのように成長していけるか、もっと「自分」に焦点を当ててみましょう。

 

 

3.同じ悩みを持つ仲間を見つける

プリセプターをやっている看護師は、多かれ少なかれ同じような悩みを抱いているものです。愚痴をこぼし合える仲間を見つけましょう。

 

 

先輩もプリセプターの辛さを経験していますが、年数が経っている先輩は、その辛さをすっかり忘れています。

 

 

リアルタイムで悩みを共有できる仲間を見つけましょう。同じ病院の人でなくても良いのです。

 

 

4.周囲を味方につける

「こんなに頑張って教えているのに、新人がちっとも覚えてくれない…」

 

 

こんな愚痴を先輩や上司にこぼしてみましょう。

 

 

プリセプターとして努力している姿勢や悩んでいることを、これでもかというほど見せつけるのです。

 

 

そうすることで、新人の仕事の覚えが遅くても、「プリセプターは努力している」ということが先輩に伝わります。そして、助言やサポートをしてもらいましょう。

 

 

但し、当の新人の前であからさまに愚痴をこぼしたり、大勢のスタッフがいるナースステーションなどで言うのはやめましょう。

 

 

プリセプターの役割は辛いことも多いですが、ほとんどの看護師が乗り越えてきていることです。

 

 

一人で悩みを抱え込まず、周囲の力を借りながらやっていくのがコツです。

 

 

新人指導の方法も病院それぞれ

今の病院の新人指導体制に疑問を抱いたら、他に目を向けてみるのも良いかも知れません。

 

 

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