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プリセプターがつらい!辞めたい!ストレスで耐えられない!プリセプターの看護師がストレスを軽減する方法

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プリセプターが抱えるストレスは、新人の想像以上

多くの病院で採用されているプリセプター制度。

 

 

新人看護師の数と同じだけ、プリセプターが生まれているのです。

 

 

プリセプターは、3〜4年目の看護師が任命されることが多く、ようやく業務を一人前にこなせるようになったかと思えば、「新人指導」という新たな課題を突き付けられるのです。

 

 

プリセプター制度の特徴として、指導される側(プリセプティ)だけでなく、指導する側(プリセプター)の成長も目的とされています。

 

 

私自身、4年目で初めてのプリセプターを経験しましたが、プリセプターという役割を通して学んだことは非常に大きく、価値があったと思います。

 

 

とは言え、それは過ぎ去ったから言えること。

 

 

当時は、毎日が無我夢中で、つらいこと、イライラすることの連続でした。

 

 

きっと、初めてプリセプターを任された看護師は皆、同じような思いをするのだと思います。

 

 

新人時代や2年目の頃は、プリセプターをやっている先輩を見て「凄いなぁ」「かっこいいなぁ」「大変そうだなぁ」くらいの感情しかありませんでした。

 

 

しかし、実際にプリセプターの任についてみて、初めてその大変さを実感するのです。

 

 

時々、プリセプターという役割の重圧に耐えきれず、精神的に参ってしまい、休職に追い込まれる看護師もいます。

 

 

プリセプターになったら、自分の心身の健康にも気を付けなければならないのです。

 

 


 

 

みんな、どんなことで悩んでいるの?

プリセプター看護師の「よくある悩み」と、その解決策をご紹介しましょう。

 

 

1.自分の指導力に自信が持てない

プリセプターを初めて経験するのは、3~4年目の看護師が多いようです。

 

 

この年代の看護師というのは、ようやく業務を一人前にこなせるようになったばかり。

 

 

「ベテラン」とまではいかず、自分の看護実践にまだまだ自信を持てない看護師も多いのです。

 

 

しかし、プリセプター制度の目的は、新人のみならず、指導者側の成長も目的としています。ですから、プリセプターが完璧である必要はないのです。

 

 

もし、自分の指導力や看護実践に自信がなかったら、「私も一緒に勉強していくので頑張ろう」と、新人にも「自信のない自分」をさらけ出してしまいましょう。

 

 

さらけ出した上で、努力すれば良いのです。

 

 

できないこと、自信のないことをさらけ出すのは、勇気がいることです。

 

 

しかし、新人指導は1年にも亘って行われることですので、虚勢を張っても、すぐにメッキは剥がれます。

 

 

また、全てを自分で背負い込まず、周りの先輩や同期も頼って味方につけましょう。

 

 

例えば、自分があまり得意でない技術を教える時は、「この技術は○○さんが得意だから、一緒に教わろう」という具合に、周囲を巻き込むのです。

 

 

全てを手取り足取りやらなくても、そのようにして指導の舵取りさえできていれば良いのです。

 

 

2.「指導すること」が好きではない。向いていないと感じる

何事にも得意・不得意があるものですが、「指導する」ということにも苦手意識が強い方はいます。

 

 

 

どのような職業に就いても、何年か経験を積めば、必ず「指導的立場」となる日はやってきます。それは、アルバイトでも言えることです。

 

 

自分より後に入って来た人に指導するというのは、その職場を運営していく上で、必ず必要なことなのです。

 

 

指導することが「好きではない」「向いていない」「苦手」と考えている人は、指導ということに対して必要以上に構えてしまっているケースが多いです。

 

 

まずは、肩の力を抜きましょう。

 

 

最近は、プリセプター向けの研修にも力を入れる病院が増えているため、新人指導を「特別な技術」と意識してしまう人が多いですが、そんなことはありません。

 

 

新人指導は「誰しも通る道」と割り切って、役割をこなしましょう。

 

 

3.新人が好きになれない。つい冷たくしてしまう

自分のプリセプティになる新人が、必ずしも「カワイイ」とは限りません。

 

 

生意気な新人もいるかも知れませんし、自分より年上の新人が入ってくることもあります。

 

 

「自分のプリセプティを好きになれない」「冷たくしてしまう」という方も多いです。

 

 

そういった悩みの根本にあるのは、実は「責任感」です。

 

 

指導に対する責任感が強すぎるあまり、心に余裕がなくなり、冷たくなってしまうことが多いのです。「プリセプティの前では笑えない」などと言う方もいます。

 

 

こういう方は、無理に好きになろうとする必要はありません。ただ、「挨拶をきちんとする」「話す時は目を見る」など、決まりごとを作りましょう。気持ちをコントロールしようとするのではなく、行動をコントロールしましょう。

 

 

時間が経って、新人との信頼関係が築けてくると、これらの悩みは解消されるケースが多いです。

 

 

4.自分の仕事に精一杯で、指導にまで手が回らない

4~5月は、看護師が最も多忙な時期と言われます。

 

 

3月で退職したスタッフの補充が新人で賄われるので、新人が一通りの業務をこなせるようになるまでは、既存のスタッフの負担が非常に大きくなります。

 

 

ただでさえ忙しい状況の中、新人指導にまで気を回すのは、慣れないと難しいかも知れません。

 

 

忙しい時は、「今は説明する時間がないから、ちょっと見ていてね」と言って、普段通りに業務をこなしましょう。

 

 

「見て学ぶ」ということを習慣づけさせるのです。

 

 

それでも、毎日の振り返りレポートのチェックや指導計画の立案などで負担が大きい場合は、上司に相談してみましょう。

 

 

5.何度指導してもわかってもらえず、燃え尽きた

「熱心に指導しているのに、なかなかわかってもらえない」など、こっちのやる気が空回りしてしまうような新人も中にはいるものです。

 

 

こういう新人に対しては、イライラしてしまったり、冷たくしてしまったりすることも多いです。

 

 

こういう新人に対しては、「自分のやるべきこと」と「新人の反応」を分けて考えましょう。

 

 

新人の成長が思い通りでなくても、「自分はやるべきことをやっている」と割り切り、上司と相談して次の策を考えていきましょう。

 

 

負担が大きいのはその職場の「新人指導体制」のせいかも…

新人指導体制は、職場によって様々です。近年では、プリセプター制度を廃止する病院も出てきています。

 

 

新人指導が負担だと感じる場合は、その職場の指導体制が自分に合っているか?ということも考えてみましょう。

 

 

看護師転職サイトでは、事前に新人指導体制など、詳細な情報をリサーチして提供してくれます。

 

 

自分に合った、長く勤められる職場探しをサポートしてくれます。

 

 

今の職場の新人指導が負担だと感じたら、まずは相談してみましょう。

 

 

今すぐの転職を考えていなくても相談に応じてくれます。

 

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