妊娠したい！転職もしたい！妊娠希望の看護師が再就職を成功させる秘訣｜「妊活中」を面接で伝える？伝えない？
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妊娠希望なのに就職・転職するのは非常識なの！？
「寿退社」が減ったとは言え、今でも結婚を機に退職する女性は多いです。
結婚そのものが退職の理由というわけではなく、結婚を機に転居する場合や、働き方を見直したいと考えてリセットする場合が多いようです。
しかし、専業主婦をやってはみたものの、「やっぱり働きたい」と考える方も多いです。
「想像以上にヒマだった」
「やることがなさ過ぎて、心が病んでしまいそう」
「ダラダラしてしまうので、メリハリのある生活をしたい」
「金銭的に不自由を感じる」
などの理由で、再就職を考える人は多いです。
その一方で気にかかるのが、「妊娠したらどうしよう」ということです。
「就職したいけど、妊娠もしたい」と悩む女性は多いものです。
結論から言うと、「就職」と「妊娠」は全く別次元のこと。
二者択一で考えることではありません。
気にせずどちらもやれば良いのです。
それでも気にかかるのは、
「就職してすぐに妊娠したら非常識だと思われるのではないか？」
「妊娠希望と伝えたら、就職に不利なのではないか？」
という懸念があるからではないでしょうか。
今回は、妊娠希望の看護師の転職について考えていきたいと思います。
就職の面接で「妊娠希望」を伝えるべき？
妊娠希望の看護師が再就職・転職をする際に、最も気に病むのが「面接」ではないでしょうか。
面接で「妊娠希望」を伝えるべきか悩む方は多いです。
子供は授かりものです。
学歴や職歴を偽れば「経歴詐称」になりますが、妊娠希望を伝えていない人が入職後に妊娠したとしてもそれは「詐称」にはなりません。
必ずしも「妊娠希望」を伝える必要はないのです。
しかし、既婚者の場合は、面接時に「お子さんの予定は？」などと聞かれることもあります。
その際は、正直に妊娠を希望している旨を伝えた方が良いかも知れません。
つまり、「積極的に自分から言う必要はないが、聞かれたら答える」という姿勢で面接に臨むと良いでしょう。
面接時に「妊娠希望」を伝えるメリット
面接時に「妊娠希望」を伝えると、採用に不利になるような気がする方もいるかも知れません。
しかし、面接時に「妊娠希望」を伝えることには、以下のようなメリットがあります。
1.妊娠・育児に理解のある職場に出会える。
「妊娠希望」を伝えたら不採用になるような職場は、そもそも妊娠中の看護師や育児中の看護師に理解のない職場だということです。
「妊娠希望」を伝えてもなお採用してもらえるということは、理解のある職場だということであり、ライフイベントを経ても長く勤められる職場である可能性が高いです。
2.それでも受け入れてもらえることで自信を持って働くことができる。
「妊娠希望」を伝えても採用してもらえるということは、それだけの魅力があるということであり、仕事の上でも自信に繋がります。
3.妊娠した場合に報告しやすい。
あらかじめ「妊娠希望」を伝えておけば、いざ妊娠した時に上司に報告しやすくなります。
「就職してすぐに妊娠してしまって、報告しづらい」などと悩む心配もありません。
「妊娠希望」の看護師の再就職・転職の落とし穴
しかし、「妊娠希望」を伝えて採用してくれる職場が必ずしも全て良い職場というわけではありません。
以下のようなケースもあるので、注意が必要です。
単なる人手不足。
人手不足で猫の手も借りたいような職場は、誰彼構わず採用に踏み切ります。
一定期間を経ないと育休が取れない。
育休は、入職後一定の期間を経ないと取得できない職場もあります。
事前に確認が必要です。
「妊娠希望」が現場に伝わっていない。
面接の情報が人事部の職員や看護部長止まりになっていて、直属の上司に妊娠を告げたら「聞いていない」などと言われるケースもあります。
「妊娠希望」の看護師が再就職・転職を成功させる秘訣
1.面接では「妊娠希望」よりも経験・スキルをアピールする。
「妊娠希望」のことに意識が向きがちですが、職場とは仕事をしにいくところ。
妊娠希望を伝えるか迷う前に、自分の経験やスキルを魅力的に伝える練習をしておきましょう。
職場が望んでいる人材は、妊娠云々ではなく、「きちんと仕事ができる人」です。
2.即戦力だと思わせる。
妊娠希望の看護師を採用する場合、仮にすぐに妊娠したとすると、産休までは正味8ヶ月くらいしか働くことができません。
その短期間でも、しっかりと仕事を覚えて即戦力になってくれそうな人であれば、職場側も積極的に採用するはずです。
逆に、産休までの期間をずっと指導に費やしてしまいそうな看護師であれば採用しないでしょう。
ハキハキとした受け答えなど、「仕事ができそう」「仕事を覚えるのが早そう」と思わせられるかがカギとなります。
3.妊娠・出産後のビジョンまで明確にする。
「妊娠希望」を告げたら、必ずと言っていいほど「出産後も働きますか？」と聞かれます。
その答えが曖昧だと、「妊娠したらすぐに辞めてしまうのでは？」と思われ、不採用の確率が高くなります。
「現在は妊娠を希望しているが、出産後も継続して働きたい」ということを伝えると、採用確率が上がります。
4.不採用になっても「縁がなかった」と割り切る。
「妊娠希望」の看護師は、就職活動をするにあたっては決して有利ではありません。
中には、「妊娠希望」というだけで不採用とする職場もあるかも知れません。
仮に不本意な結果になっても「縁がなかった」と割り切り、次を探しましょう。
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