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ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

看護師がリーダーをするのに必要な資質と能力

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向き・不向きに関係なく、「リーダー」はやってくる…

学生時代から、リーダータイプの人というのが存在します。

 

 

学級委員や生徒会をやったり、人前に出るのが得意だったり、人を引っ張っていけるタイプの人です。

 

 

このような人は、人望が厚いことが多いです。

 

 

一方、学級委員などを「絶対にやりたくない!」と考えて学生時代を過ごした人も多いと思います。

 

 

「自分には務まらない」

 

「人前に出るのが苦手」

 

「面倒くさそう」

 

 

このような方は、可能な限りリーダー的な役割を避けてきたのではないでしょうか。

 

 

しかし、看護師になると、遅くとも5年目になれば誰もが「リーダー」をやることになるのです。

 

 

それまでは、「自分にはリーダーなんて向いていない」と思っていた方でも、看護師を続けている以上、「リーダー」を避けて通ることはできないのです。

 

 

もし、自分が「向いていない」と思う方は、「向いている」になれるように訓練する必要があります。

 

 

看護師の「リーダー」は一人じゃない!だからこそ困ることもある

通常、一般企業などでプロジェクトなどのリーダーというのは一人です。

 

 

しかし、看護師の職場はリーダーが日替わりです。

 

 

そのため、様々なレベルと能力の「リーダー」が存在し、リーダーがメンバーに助けられる場面も多々見受けられます。

 

 

また、複数のリーダーがいるからこそ、比較されるのも特徴的です。

 

 


 

 

リーダーに必要な資質

自分では「リーダーに向いていない」と思っていても、いざリーダーをやってみると、意外と務まっている看護師は多いものです。

 

 

「リーダーに必要な資質」は、「看護師に必要な資質」でもあります。

 

 

看護師としての経験を積んでいく中で、自然とそれらの資質が育っていくのかも知れません。

 

 

これらは、意識したり訓練したりすることで育てることができるものなのです。

 

 

リーダーに必要な資質

 

1.公平性

患者・スタッフに対して公平であることです。

 

人間なので、好きな人・苦手な人がいるのは当然ですが、それを表に出さず、公平に接することが必要となります。

 

公平性に欠けるリーダーは、メンバーからの信頼を得られません。

 

 

2.冷静さ

不測の事態も起こり得る病院内でも、常に冷静さを保っていることが必要です。

 

リーダーが動揺してしまうと、その下で働くスタッフにも伝染します。

 

何事にも動じず、緊急時でも「今は何をするべきか」を冷静に考えることが必要です。

 

 

3.客観性

一歩引いて、客観的な見方をできることです。

 

看護師の職場では、「客観視できる人」は「冷めている人」と思われていることが多々あります。

 

しかし、「客観性がある」ということは、相手の求めていることがわかるということです。

 

主観的に自分のやりたいケアを行っている看護師は情熱的に映るかも知れませんが、それは自分の価値観の押し付けに過ぎません。

 

周囲から「冷めている」と思われても、常に「相手の求めていることは何か?」を考えられる人は、リーダーの資質があると言えるでしょう。

 

 

4.責任感

看護師に必要な「責任感」とは、何でも自分でやることではありません。

 

自分がいない時でも、質の高いケアが提供されるように整えることです。

 

そのためには、「人に任せる」ということも「責任を持つ」ことの一部です。

 

人に任せたら、任せっぱなしにするのではなく、任せたスタッフから報告を受けたり、自分の目で確かめに行くことが必要です。

 

 

リーダーに必要な能力

リーダーをやるには、資質だけでなく、能力が必要です。

 

 

経験と研鑽によって能力開発をしていきましょう。

 

 

1.アセスメント能力

看護師に最も必要なアセスメント能力。

 

患者の状態を的確に判断し、やるべきことを見極める能力です。

 

リーダーは、チーム全体を把握する必要があるので、より高度なアセスメント能力が求められます。

 

 

2.コミュニケーションスキル

患者やメンバーと円滑にコミュニケーションを図る能力です。

 

相手の話していることをきちんと理解し、それに対して適切な反応をすることです。

 

自分から発信するだけでなく、相手の言いたいことをうまく引き出すことも大切なコミュニケーションです。

 

 

3.交渉力

リーダーになると、他職種と関わる機会が増えます。

 

誰に対してもいい顔をするのではなく、必要なことはきちんと交渉する必要があります。

 

例えば、患者の状態が不安定な時は検査の予定を早めてもらうなど、時に強く出なければならないこともあります。

 

交渉力のないリーダーの下で働くメンバーは、他部署に振り回される形となり、働き辛さを感じます。

 

 

4.情報収集能力

アンテナを張って、様々な情報をキャッチする能力です。

 

より高い情報収集能力を身に付けるには、幅広い人と繋がりを持つ必要があります。

 

ちょっと苦手だな…と思う人とも、最低限のコミュニケーションは取るようにし、常に必要な情報が入手できるようにしましょう。

 

 

5.決断力

リーダーは些細なことも含め、様々な決断が必要です。

 

状態が不安定な患者への保清ケアをどうするか?といったものから、お昼休憩に入るタイミングなど、常に決断を迫られるのです。

 

どんなことでも根拠を持って決断することで、自分の決断に自信を持つことができます。

 

 

リーダー業務も職場によりけり…、働きやすい職場に出会いたかったら

負担が大きいと思われがちな「リーダー」ですが、その業務内容や負担の大きさは職場によって様々です。

 

 

サポート体制が充実している職場もあれば、リーダー一人の負担が非常に大きい職場もあります。

 

 

今の職場でリーダーを負担に感じている方は、他の職場を見て見る価値があるかも知れません。

 

 

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