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ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

看護技術を習得するために始めた“副業”

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技術習得のための副業という考え方|採血ができない…こんな私は世間で【看護師】として通用するの?

 

今から10年以上前のことですが、
当時、大学病院では、
看護師は“採血”“ルートキープ”をほとんどやりませんでした。

 

 

 

これらは医師の業務であり、
看護師は看護業務に専念すべきだ、
という考えが主流だったのです。

 

 

 

そのため、
大学病院出身の看護師は
「使えない」と言われ、

 

総合病院や個人病院に転職すると、
技術面で苦労するケースが非常に多くありました。

 

 

 

私大の附属病院に勤務していた私も例に漏れず、
採血・ルートキープなどの観血的処置の技術は
ほとんど経験せずに過ごしていました。

 

 

 

そんな折、
仲の良かった同期の友人が、

 

「将来、訪問看護で働きたいから、
ルートキープできるようになるためにバイトを始める」

 

と言い出しました。

 

 

 

彼女は、
休みの日に他の個人病院でアルバイトを始めました。

 

 

 

“副業”です。

 

 

 

ルートキープはおろか、
採血にも自信がなかった私は、
彼女の行動に焦りを感じました。

 

 

 

「私もいずれ他の病院に転職するかも知れない。
採血も満足にできないようでは、世間で通用しないのではないか…」

 

 

 

という不安に駆られました。

 

 

そうして、“副業”を始めたのです。

 

 


 

 

副業で得られるものは“お金”だけじゃない!

先輩の紹介で、
外来のみのクリニックでアルバイトを始めた私。

 

 

 

病棟では血気盛んな若い医師や
看護師に囲まれて仕事をしていましたが、

 

このクリニックは年輩の“おじいちゃん先生”が一人と、
受付にもやはり年輩の女性が一人。

 

 

 

看護師は、
私一人という職場でした。

 

 

 

クリニックの業務は、
普段の病棟の業務とは全く違い、
非常にゆっくりと時間が流れている感じでした。

 

 

 

その中で、
私は“おじいちゃん先生”に手ほどきを受けながら、
採血やルートキープの技術を習得することができました。

 

 

 

時給2500円だったのでかなりの副収入に繋がりましたが、
私としては、
採血やルートキープができるようになったことが
とても嬉しかったのです。

 

 

 

そこで感じたことは、

 

「副業の価値は、お金だけではない」

 

ということでした。

 

 

 

看護師4年目くらいになると、
少しずつ余裕が出てくるせいか、
周りにも“副業”を始める看護師が増えてきます。

 

 

 

皆、口々に言うのは「副業をやると、
技術力が確実に上がる」ということでした。

 

 

 

副業すると充実する!?看護師が副業にハマるワケ

本業も“看護師”、

 

副業も“看護師”では、ストレスが溜まる一方なのでは?

 

と危惧される方もいるでしょう。

 

 

 

しかし、
そうでもないのが看護の仕事の奥深さなのです。

 

 

 

看護師の仕事というのは、実に多岐に亘っています。

 

 

 

診療科だけとっても様々な分野がありますし、
病棟・外来という違いもあります。

 

 

 

また、病人を相手にする“病院系”と、
健康な人を相手にする“健診系”でも、
その業務内容は全く異なってきます。

 

 

 

本業で自分が携わっている業務は、
“看護師の仕事”という大きな括りから見たら、
ほんの一部なのです。

 

 

 

 

“看護師”“看護師”の副業をするメリットとして、
以下のことが挙げられます。

 

 

 

看護師の副業をするメリット

 

1.収入が増える。

看護師のアルバイトは、
他職種に比べ時給が高いのが特徴です。

 

 

 

短時間でも、
かなりの収入アップに繋がることが期待できます。

 

 

 

2.意外と気分転換になる。

先述の通り、
看護師の仕事は多岐に亘り、
職場の雰囲気や業務内容も様々です。

 

 

 

本業と違った雰囲気の中で働いたり、
普段と異なる業務に携わることは、
ことのほか気分転換に繋がります。

 

 

 

3.時間を有意義に使える。

シフト勤務している看護師の場合、
休日が友人と会わず、
退屈な一日を過ごしてしまうことも少なくないと思います。

 

 

 

そんな退屈な時間を副業に充てることで、
充実した毎日を送ることができます。

 

 

 

4.新たなスキルが身に付く。

本業ではできない経験をすることができます。

 

 

 

本業とは異なる診療科で働くことで、
その診療科特有の検査や治療を学ぶ機会にもなり、
看護師としてのスキルアップに繋がります。

 

 

 

5.看護師としての視野が広がる。

例えば、
病棟勤務の看護師が外来やクリニックで働くことで、

 

入院中の患者さんが通院する時のことを
具体的にイメージできるようになります。

 

 

 

そこで得た知識を、
本業での退院指導に応用したりできます。

 

 

 

副業は、色んな“看護師の仕事”を経験するチャンス

こんなにも種類の多い“看護師の仕事”。

 

 

 

本業以外の仕事を経験することが刺激となり、

 

「もっと、他の仕事もやってみたい」

 

という好奇心が湧くようになりました。

 

 

 

そして、
主に先輩や友人からの紹介を受けて、
私はいくつかの“看護師の仕事”を経験しました。

 

 

 

それぞれに特徴があり、
求められるものも異なりますが、
どれも違った魅力のある“看護師の仕事”だと感じました。

 

 

比較的人気のある“看護師の副業”をいくつかご紹介します。

 

 

看護師の副業”

 

1.クリニック

病棟勤務しかしたことがない看護師におすすめの副業です。

 

 

外来通院している患者さんの看護に携わることは、
病棟看護でも大いに活用できるスキルです。

 

 

また、
大学病院に勤務している看護師の場合、

 

いわゆる“かぜ”などの“一般的によくある病気”には疎い傾向がありますので、
知識の幅を広げることができます。

 

 

 

2.健診バイト・採血バイト

“ひたすら血圧測定”“ひたすら採血”という種類の副業です。

 

 

時期的には春・秋に多く、
単発バイトとしての求人が多いので、
気が向いた時だけやることもできます。

 

 

 

病院と異なり、“健康な人”を相手にするので、
採血の場合は血管が見やすいことが多く、

 

「これから採血技術を磨いていきたい」

 

という看護師にも向いています。

 

 

 

精神的ストレスが少なく、
非常に人気が高い副業なので、

 

希望する場合には早めに
人材紹介会社に登録しておく必要があります。

 

 

 

3.イベント引率

学生のキャンプや修学旅行などに引率する仕事です。

 

 

 

拘束時間は長いですが、
短期間で高収入を得ることが可能です。

 

 

 

何も起こらなければ、
ただ旅行に行くだけ…

 

という、
非常にラッキーな副業になることもあります。

 

 

 

ただ、引率する看護師は1人であることが多く、
全ての判断を委ねられるので、

 

ある程度の経験と判断力がついてからでないと
難しいかも知れません。

 

 

 

小児科勤務経験者に有利な副業です。

 

 

 

4.夜勤バイト

施設や病院の夜勤をする副業です。

 

 

 

時給が高いことが多く、
高収入を得たい方に向いています。

 

 

 

施設によって、
繁忙度や業務内容がかなり異なるので、
事前に確認しておく必要があります。

 

 

 

副業はチャンス

副業は、
自分が知らなかった
“看護師の仕事”をするチャンスです。

 

 

 

自信のない看護技術も、
経験を積むことのできる環境に身を置くことで、
自ずと自分のもととなります。

 

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