新人看護師は必見!看護師が夏休みに入る時&夏休み明けのルール
ツイート看護師の夏休みはいつ?どのくらいもらえるの?
6月に入ると、あちらこちらで夏休みの旅行パンフレットを見かけます。
一般企業では8月に夏休みを設けているところが多いですが、看護師の場合、夏休みの時期は様々です。
個人クリニックなどでは、病院自体に「夏休み」を設けているところが多いです。
8月のお盆時期に合わせているところもあれば、少しずらして9月に休むところもあるようです。
大規模な大学病院や総合病院の場合、病院自体で「夏休み」を設けるところはほとんどないようです。
病院は平常通りに機能させながら、スタッフが交代で夏休みを取るところがほとんどです。
シフト制の病棟などでは、7月~9月の間に夏休みを取得できる職場が多いです。
人数の多い職場では、1年中いつでも好きな時期に長期休暇を取得できるようにしているところもあります。
子どもがいる方や家庭がある方は、他の家族と休みが合わせやすい8月に休みを取得するケースが多いですが、独身者の場合は、旅行代金が安い9月や10月に休みを取得するケースが多いです。
また、師長などの管理者は会議などが休会となる8月に休みを取得する傾向にあります。
休みの日数も職場によって様々です。
「夏季休暇」としては3日というところが多いようですが、実際は有給休暇などを組み合わせて7日前後取得する職場が大半です。
中には、「最長14日まで可」という職場もあります。
シフト制の病棟では、夏休みがスタッフ間で重複しないように、年度初めに取得時期の希望を取る職場もあるようです。
多くの職場で夏休み時期は「早い者勝ち」となっており、新人のうちは、先輩の希望と重ならない時期にひっそりと休みを取ることが多いようです。
夏休みに入る前にやるべきこと
「夏休み」と言っても、社会人の夏休みは学生時代の夏休みとは違います。
個人クリニックなどで職場全体が休みの場合は別として、病棟勤務などシフト制の看護師が夏休みを取る場合は、その間の自分の仕事を他のスタッフに依頼する必要があります。
夏休みに入る前の準備が不充分だと、他のスタッフに迷惑をかけ、夏休み明けに怒られて嫌な思いをしたりしますので、お互いが気持ち良く夏休みを過ごすために、以下のことをしっかりやりましょう。
1週間程度の休みを取る場合は、受け持ち患者の看護計画を見直しておきましょう。
サマリー作成が必要な場合もあります。職場のルールを確認しておきましょう。
病床の回転が速い病棟の場合、自分が休んでいる間に受け持ち患者が退院していることも珍しくありません。
受け持ち患者には、「◯日までお休みを頂きます」と挨拶しておくのがベターです。
病棟内にチームがある場合は、長期休暇に入ることをリーダーとメンバーに伝えておきましょう。
委員会のメンバーになっている場合は、委員会の開催日に重ならないように夏休みを取るようにしましょう。
やむを得ず委員会を休む場合は、代理出席が必要な職場もあります。その場合は、師長や主任に相談して、代理を立ててもらい、自分からもきちんと挨拶しておきます。
必要な事項は申し送りをしておきましょう。
休憩室の冷蔵庫に食品が入ったままになっていると、自分が休んでいる間、他のスタッフに不快を与えます。こういった点にも気を配りましょう。
夏休み明けにやるべきこと
特に急性期の病棟では、数日休んだだけで、患者の状況が一変していることもあります。
回転の速い病棟では、夏休み明けに患者がほとんど入れ替わっているということも珍しくありません。
夏休み明けは余裕を持って早めに出勤し、情報収集しましょう。
自分が休んでいる間に起こったインシデント・アクシデントを把握しておきましょう。
また、自分が不在の間の伝達事項なども、勤務開始前に確認しておきましょう。
職場にメーリングリストがある場合は、これも勤務開始前に確認しておきます。
重要な連絡事項があるかも知れないからです。
このように挨拶することで、お互いに気持ち良く休暇が取れるようになります。
長期休暇明けにはお土産を持参するのが暗黙のルールとなっている職場もあれば、お土産などが禁止されている職場もあります。
それぞれの職場のルールや慣習に従いましょう。
長期休み明けというのは、業務の流れに乗るのに時間がかかることもあります。
気を抜かず集中して、ミスのないようにしましょう。
また、休み明けのミスというのは、平常時にミスをするよりも風当たりが強いです。
看護師転職サイトなら、夏休みの制度も事前にリサーチしてくれる
夏休みの制度は、職場の中でも部署ごとのローカルルールに則っているケースが多いです。
そのため、「実際に何日休めるのか?」「新人でももらえるのか?」など、細かいことは実際に入職してからでないとわからないことが多いのです。
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