本サイトには広告が含まれています
ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

4週8休とは?看護師の職場に多い4週8休制の正しい理解と注意点

このエントリーをはてなブックマークに追加   

看護師の職場に多い4週8休はどのようなものか、4週8休制の正しい理解と注意点を説明

 

週休2日」と「4週8休」は似て非なるもの!

看護師や介護の職場では、「4週8休制」というのをよく見かけます。

 

 

これは、他の職種に多い「週休2日制」と同じように捉えている人が多いですが、実際は異なります。

 

 

実際に「4週8休」の職場で働いている看護師の中にも、正しく理解していない人もいるようです。

 

 

「週休2日」とは、文字通り「1週間に2日の休みがある」ということ。

 

 

つまり、「1週間」をひとつの単位としています。

 

 

「4週8休」とは、「4週間に8日の休みがある」ということで、「4週間」をひとつの単位としています。

 

 

これは「変則労働時間制」のひとつで、看護・介護系などシフト制の職場では1週間単位で労働時間を調整することが難しいため、「4週間」と幅を持たせることで労働時間の調整をしやすくしたものです。

 

 

そのため、「4週8休」の場合は、1日しか休みのない週もあれば、3日休みのある週もある…ということです。

 

 

休日の制度を正しく理解しよう

看護師の求人を見ると、実に様々な休日の制度があることがわかると思います。

 

 

まず、これらの休日の制度について、しっかりと理解しましょう。

 

 

完全週休2日制

必ず、毎週2日は休みがあるということです。

 

 

週休2日制

1ヶ月のうち、週2日休みの週があるということです。

 

「完全週休2日制」と混同しやすいので注意が必要です。

 

1ヶ月の中で、1週だけでも、週に2日の休みの週があるなら、それは「週休2日制」なりますので、注意してください。

 

 

隔週休2日制

隔週で、1日休みの週と2日休みの週が交互に繰り返されるような制度です。

 

 

週休制

毎週1日以上の休みがあるということです。
これは、労働基準法の最低ラインの休みのみ確保されているということです。

 

 

4週8休制

4週間のうち、8日休みがあるということです。

 

 

要注意!休日制度の落とし穴

就職・転職の際には、上記の休日制度を確認し、自分に合った働き方ができる職場を探すことになります。

 

 

しかし、休日制度の確認と認識が甘いために、入職後「こんなはずでは・・・」と後悔する看護師も多いです。

 

 

実際、以下のような「失敗」が多くみられます。注意しましょう。

 

 

1.祝日の扱いは職場によって異なる。

「祝日は当然休みとしてカウントされるもの」と思い込んでいる方が多いですが、実は法律上は強制していません。

 

 

祝日を休日として扱うかどうかは、各事業所が独自に決めることができるとしており、要するに「職場によって異なる」ということです。

 

 

日本には、現在年間15日程度の「祝日」がありますので、祝日を休日として扱うか扱わないかによって、月に1〜2日の休みが増減することになります。

 

 

「今の職場は祝日が休みだから、他も同じだろう」と安易に考えてはいけないのです。

 

 

2.「特別休暇」の規定は事前に調べておく。

通常の休日の他に、正月休みや夏休みなどの休暇が取れる職場も多いです。

 

 

「特別休暇」と呼ばれるこれらの休暇は、職場によって日数や規定が異なるので注意が必要です。

 

 

正月休暇は5日程度のところが多いようですが、シフトで正月に勤務した場合、その分の休みが他の日に振り替えられる職場と振り返られない職場があります。

 

 

夏休みは、求人広告に「最大〇連休」などと表記されている場合がありますが、このような場合は、他の公休と組み合わせた日数を記載していることが多いです。

 

 

実際は、3〜5日のところが多いです。

 

 

また、「リフレッシュ休暇」などの名目で特別休暇が設けられている職場も増えていますが、「制度はあるものの、実際には誰も取得していない」ということも多いです。

 

 

夏休みやリフレッシュ休暇は、取得に当たって「勤続2年以上」などの規定が設けられていることもあります。

 

 

3.慣習的な休日出勤の有無は、見学や説明会ではわからない。

一見休日が多く見える職場でも、「部署会議は休日でも参加が義務付けられている」「病棟の勉強会は休日でも参加が必須」「看護研究で集まりがある」など、実際は出勤しなければならない職場も多いです。

 

院内研修も「自己研鑽」と言って、休日扱いにされてしまう職場もあります。

 

 

部署会議や病棟の勉強会などの取り決めは、看護部長や人事部が把握していないことが多いので、病院見学や説明会でも事実がわからないことも多く、注意が必要です。

 

 

4週8休など、求人先の実際の休みはどうしたらわかる?

就職・転職活動の時、病院見学などで「部署会議は出勤扱いになりますか?」「夏休みは何日もらえますか?」などと休みのことばかり質問すると、心象を悪くするおそれもあります。

 

 

しかし、休日に関することは、長く勤められる職場を探す上で非常に重要なポイントであることも確かです。

 

 

休日に関する制度を確認する場合は、看護師転職サイトを活用するのがおすすめです。

 

 

看護師転職サイトは、病院見学や面接にもコンサルタントが同行してくれますので、どのくらい休日があるか、気になる給与のことなど、自分では聞きづらいこともコンサルタントが代わりに確認してくれます。

 

 

また、実際に働いている看護師の評判なども事前にリサーチしてくれます。

 

 

数ある看護師の求人の中から働きやすい職場を選び抜いてくれますので、まずは、看護師転職サイトのコンサルタントに相談してみましょう。

 

 

転職をする気は全くない方や、今は転職が現実的にできない方、また、転職を迷っている段階の方でも相談に乗ってくれます。

 

 

今の職場を続けながら、無理のない転職活動をサポートしてくれますので、「良いところがあれば転職したい」というわがままな要望にも対応してくれます。

 

看護roo

看護rooの特徴

様々な条件の求人を見つけることができる転職サイトです。

数ある転職サイトの中でも特に求人数が多く「年収高め、残業少なめ、年間休日多め」といった好条件の求人もあります!

自分好みの求人をお探しの方はまず登録しておくべき転職サイトです。

価格 無料
評価 評価5
備考 対象地域:全国




このエントリーをはてなブックマークに追加   

4週8休など看護師の休み、休日制度の意味に戻る