看護師が結婚したら働き方を見直すチャンス!看護師の様々な働き方
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「ワークライフバランスの向上」に乗っかってみよう!
近年、「ワークライフバランス」という言葉をよく耳にすると思います。
これは、仕事と生活をバランス良く調和することです。
看護師業界でも「ワークライフバランスの向上」が推進されており、看護師として長く働き続けることができるように、様々な取り組みがなされています。
看護師は95%以上が女性という職業なので、妊娠・出産・育児といったライフイベントによる影響を大きく受けます。
かつては、結婚や妊娠・出産を機に退職という選択をする看護師も多くいましたが、近年では、家庭や育児と仕事を両立させて働き続ける人も増えています。
ライフスタイルや家庭状況に応じて様々な働き方を選択でき、看護師としてのキャリアも継続できる時代になったのです。
昔の看護師から見たら、夢のような話と感じられるのではないでしょうか。
どんな働き方があるの?多様な働き方を理解しよう
近年では、ワークライフバランスの向上のため、看護師にも以下のような働き方が登場しています。
短時間正職員
フルタイムより所定労働時間が短い勤務です。
昔であれば、短時間勤務の場合はアルバイトやパートタイムとして採用されるケースがほとんどでしたが、短時間勤務でも正職員として安定的に雇用してもらえることで、福利厚生などの面でもメリットがあります。
「子供が就学するまで」のように、期間を決めて短時間勤務をすることができるケースもあります。
短時間の勤務なので当然給与は少なくなりますが、ボーナスが出るなどのメリットは大きいです。
変形時間労働
一定期間を通じて、法定の労働時間を超えない範囲で、特定の日に法定労働時間を超えて働く制度です。
どういうことかというと、「1日8時間・週5日勤務」を変形させて、「1日10時間・週4日勤務」などとすることです。
「働きだめ」という考え方です。
大学や大学院への進学と仕事を両立させたい場合などに、この制度を活用する人がいます。
ワークシェアリング
複数の人が一人分の勤務時間を分け合って働く勤務です。給与も働いた時間で計算されます。
時差出勤
出勤時間を前後にずらして働く勤務です。
妊娠中や、職場の託児所に子どもを預けているなどの理由で子連れ通勤をしている場合に、電車のラッシュ時間帯を避けて出勤することもできます。
フレックスタイム
1ヶ月以内の一定期間における総労働時間をあらかじめ定め、その枠内で各日の始業・就業時刻を自主的に決める働き方です。
絶対に勤務していなければならない「コアタイム」を設定している場合もあります。
近年、看護師でも管理職者にフレックスタイムを採用している職場が増えています。
交代・3交代の選択制
同一病棟内で、2交代・3交代を選択できる制度です。
働きやすい勤務形態は個々によって異なるので、それぞれに合った勤務を選べるという利点はあります
。ただ、かなり複雑なシフトになるため、勤務の希望が多い人には向いていないでしょう。
夜勤回数の選択
1ヶ月の夜勤回数を選択できる制度です。夜勤をたくさんやって稼ぎたいという人もいれば、夜勤を少なくして家族やプライベートな時間を確保したいという人もいます。
個々の生活や希望を尊重したシフトを組んでくれる制度です。
日勤のみ正職員
従来、病棟勤務の看護師は夜勤をするのが当たり前でしたが、近年では病棟でも様々な勤務形態が認められています。
ただ、職場環境によっては、夜勤をできない看護師は肩身が狭い思いをするようなこともあります。この点に関しては、事前にリサーチする必要があります。
夜勤専従
夜勤のみの勤務です。
近年、72時間ルールにより、夜勤専従の需要が高まっています。
非常勤での求人が多いですが、中には常勤の求人もあります。体力的な負担はありますが、少ない勤務日数で効率良く稼げるというメリットがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを正しく理解し、自分のライフスタイルに合った勤務形態を見つけましょう。
また、フレックスタイムなどは、一定以上の役職に就いている看護師にしか認められない制度ですので、注意が必要です。
働き方の見直しは、看護師転職サイトでの相談がおすすめ
多様化している看護師の働き方ですが、実際に働いたことがないと、実感やイメージが湧きにくいこともあります。
また、これだけ選択肢が多いと、自分のライフスタイルに最も合った働き方がどれなのかわからないという人もいるでしょう。
そんな時は、看護師転職サイトで相談してみることをおすすめします。
看護師転職サイトでは、「今はまだ転職を考えていない」「迷っている」という方の相談にも乗ってくれます。
経験豊富なコンサルタントが親身になって相談に乗ってくれますので、的確なアドバイスが受けられます。
一人で悩むより、まずは相談してみましょう。