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ナースフューチャーへようこそ。副看護師長のレイカです。看護師として、これまで16年働いてきました。あなたの看護師転職をお助けします!
看護師働き方診断

看護師の配置換え(異動)は拒否できるのか?断り方は?異動したくない方のための評価を上げる断り方と下げる断り方を説明。

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7月・9月・12月は配置換えが多い!

一般的に、会社などの配置換え(異動)というのは、年度初めの4月と中間期に当たる10月が多いです。

 

 

しかし、看護師の職場は、配置換えの時期がたくさんあります。

 

 

これは、ひとつの時期に大勢の看護師を動かしてしまうと、病院の機能が低下するため。

 

 

病棟や外来の業務に支障を来さないために、少人数ずつ動かすというのが看護師業界の常識です。

 

 

そのため、看護師は年中「異動させられるのではないか?」ということにヒヤヒヤしながら働くことになるのです。

 

 


 

 

配置換え(異動)は何のため?誰のため?

 

看護師の配置換えの目的は、以下の通りです。

 

 

人員調整

退職者や産休・育休などで長期休職者が出た場合の人員調整のための異動です。

 

 

部署の雰囲気・人間関係・風土をリセットするため

長期に亘って同じスタッフで構成されている部署は、人間関係のトラブルが生じやすくなります。

 

 

ボス的な存在ができてしまったり、馴れ合いで仕事をする風土ができてしまったりします。

 

 

こういったことを防ぐために、定期的にスタッフを入れ替えて、風通しを良くします。

 

 

看護師の教育

看護師のキャリアを形成していく上で、バランス良く様々な分野を経験させるため、配置換えを行う病院は多いです。

 

 

看護師の配置換え(異動)は拒否できる?

看護師にとって配置換え(異動)は、非常に大きな出来事です。

 

 

診療科が変わると、扱う疾患や患者層が変わるため、業務内容も変わります。

 

 

どんなベテラン看護師でも、未経験の分野に行けば、未経験の業務があるものです。

 

 

また、病棟から外来への異動や、手術室、内視鏡室、救急室、放射線科など、特殊な分野への異動は、業務内容が全く異なるため、どんなベテラン看護師でも新人と同じように一から仕事を覚える必要があります。

 

 

勤務時間が変わることもあります。

 

 

自分から希望した異動は別として、思いもよらない配置換えを宣告されると、少なからず動揺するものです。

 

 

では、看護師が配置換えを宣告されたら、拒否はできるのでしょうか?

 

 

これは、原則として「拒否することはできない」というのが現状です。

 

 

看護師も組織の一員です。

 

 

組織の一員として、異動を命じられたら正当な理由がない限り拒否することはできません。

 

 

しかし、場合によっては、断ることが可能です。

 

 

「断れる場合」と「断り方」について説明していきます。

 

 

看護師が配置換え(異動)を断るチャンスはたった一度!これを逃すと後はない

看護師が配置換え(異動)を断ることができるチャンスは、あっても一度だけ。

 

 

職場によっては、そのチャンスさえ与えられないこともあります。

 

 

その「チャンス」とは、「意思の確認」、いわゆる「打診」の時です。

 

 

異動を宣告する前に本人に意思の確認をしてくれる職場は、それだけでも温情的な職場だと言えます。

 

 

異動を断りたい場合は、これが最初で最後のチャンスです。

 

 

一度承諾した後で、「やっぱり異動したくありません」と翻意するのは通用しません。

 

 

もし、その場で決めかねる場合は、「1日だけ考えさせてください」と、時間をもらいましょう。

 

 

考える時間も、あまり長くはもらえません。

 

 

もし拒否するならば、早々にその意思を伝えないと、次の人に打診する時間がなくなるからです。

 

 

返事をあまり引き延ばすと、「こんなに引き延ばしておいて、今更拒否できないわよ」と一蹴されることもありますので、短時間で結論を出しましょう。

 

 

評価を上げる断り方、評価を下げる断り方

配置換えを断る際に、やみくもに拒否するのはやめましょう。

 

 

「感情的」「わがまま」と受け取られるからです。

 

 

同じ「断る」にしても、「評価を上げる断り方」と「評価を下げる断り方」があります。

 

 

「職場の評価なんて気にしない」という人もいるかも知れませんが、評価が下がると、思わぬ弊害があります。

 

 

例えば、ボーナスの支給額に影響することがあります。

 

 

また、評価の低い看護師は軽んじて見られることが多く、度々、病院の都合で異動を命じられることになります。

 

 

評価を下げる断り方

  • 「異動したくありません」「ここにいたいです」「ここで働きたいです」
  • 「新しい環境に慣れる自信がありません」
  • 「○○科では働けません」「○○病棟は、苦手な△△さんがいるから嫌です」
  • 「何故、私なんですか?」「○○さんの方が長くここにいるじゃないですか」
  • 「異動になるなら辞めます」

 

これらは、ただの「わがまま」「駄々をこねている」と受け取られます。社会人として、組織の一員として、人間性を疑われます。

 

 

評価を上げる断り方

  • 「今、看護研究の途中なので、これが終わるまではこの病棟で働きたい」
  • 「委員会で病棟の業務改善に取り組み始めたばかりなので、これが終わるまではこの病棟で働きたい」
  • 「この分野で認定を取りたいと思っているので、できれば異動したくない」

 

スタッフに配置換え(異動)の打診をするのは、直属の上司(師長)であることが多いです。師長だって人間です。

 

「この人になら、これからも私の傍で働いてもらいたい」と思わせることができるかどうかがカギとなります。

 

 

看護師転職サイトなら、配属先まで交渉してくれることも

どうしても働きたい診療科がある場合、看護師転職サイトを活用すると便利です。

 

 

看護師転職サイトの中には、入職後の配属先の希望を交渉してくれるものがあります。

 

 

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